啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

塩尻・元リビア大使

先日の日本・リビア青年交流フォーラム2011の終了後、六本木のサウジアラビア大使館にご招待を受けました。 そこで、ディナーのテーブルで御隣になった方が、塩尻・元リビア大使でありました。 塩尻氏は、現在「中東調査会」の常務理事をされており、まさに…

北アフリカと中東の安定と平和を!

実は、この「月の沙漠」の童謡は、千葉県の海岸で月夜に揺れる海の情況を砂漠に見立てて作られたものです。 そんな童謡の裏話も忘れて、早くアフリカと中東に平和と安定がもたらされて、ロマンに満ちた本当の「月の沙漠」が蘇ることを祈るばかりです。

現実の「月の沙漠」

しかし、今の北アフリカそして中東の現実は、そんな砂漠のおとぎ話を一蹴してしまうほどの厳しいもので、革命の真っ只中ですね。 実際、この「月の沙漠」の情景をアフリカや中東の現実に置き換えると、金と銀の鞍では容易に40℃を超える灼熱で一瞬たりとも座…

(月) 月の沙漠

「月の沙漠」という童謡は、北アフリカや中東の砂漠を思い出させる、とても叙情的ないい歌です。 王子様とお姫様が金と銀の鞍のラクダに乗り、またそれぞれのラクダには銀と金の瓶を携えて、遠い砂漠を一筋に進んでいくという、まさに砂漠への憧れとロマンを…

(日)苦悩と生活

前に進むことの難しさは、ときとして苦悩になります。 逆に苦悩を乗り越えたときに、前に進むことができます。

松田譲・協和発酵キリン社長

本日、2月26日(土)の朝日新聞土曜版(Be)のカバーフェースに、松田譲社長が大きく掲載されました。 この記事では、協和発酵キリンが、酎ハイなど飲料事業をほぼ全部売却して、抗体医薬に的を絞っていく過程で、研究者出身の松田社長がどう切り盛りしたか…

協和発酵・元会長

協和発酵キリンといえば、教授にとっては、H元会長にも大変御世話になりました。総合科学技術会議が主導した4省連携のライフサイエンス統合データベース・プロジェクトも、教授がH元会長に連れられてK前総合科学技術会議議員を訪れたことから始まったといっ…

言葉で築く絆

約30年ほど前の話です。 教授の娘は、米国のテキサス州のヒューストンという都市で生まれました。 属地主義を取る米国では、必然的に娘は米国籍を持つことになります。 ある日、娘の米国パスポートを取得するため、日本人の父である教授がヒューストンの市…

本当の「ひとりだち」

若い院生や研究者の人たちが、科学者として「独り立ち」するのがだんだん難しくなっていっている現在、それでも諦めずに努力していけば、必ずいい科学者として「独り立ち」できます。 どうしてかって? 自分が赤ちゃんの頃、きちんと二本の自分の足で人生で…

福岡・西鉄大牟田線平尾駅すぐに「メロウカフェ」

「メロウ」といういい響きの言葉は、英語で書くと、もちろん「mellow」となります。 この英単語の意味は、普通多くの場合、"He has become mellow."というように、人間的に「円熟した」という意味に使われることが多いようです。 また、"This mango is so me…

パリ出張をキャンセル

教授は、このワークショップ終了後、成田空港からパリに向かい、CODATAのEC(Executive Committee)会議に出席予定でした。 昨年の10月のケープタウンであったCODATA総会で、Vice Presidentに選ばれたため、最初のECとして、またこの9月にあるICSU(Interationa…

シンガポールBII

本日、日本とシンガポールとのワークショップが、お台場のホテル日航東京で開催されました。 シンガポール側は、A*StarのII (BioInformatics Institute)が対応しました。 オープニング・リマークスをさせていただきました。BIIはBIRCと非常に似ているところ…

遺伝研NBRP東京事務所

本日午後、溝上先生との打ち合わせに使わせていただきました。 八重洲にあり、非常に便利です。東京事務所詰めの高野さん、大変お世話になりました。

いい論文を世に出したい!いい論文は是非投稿を!

教授は、現在いくつかの国際雑誌のEditorやAssociate Editorsをしています。 1)GENE& GENETIC SYSTEMS (GGS) Editorial Board Member 日本遺伝学会が出してる遺伝学の総合誌。アジア地域においても注目度を上げている。2)Genome Biology and Evolution (GBE…

宮嶌審議役

宮嶌・学術振興会審議役には、急遽お会いできずに残念でした。宮嶌審議役には、教授が助手の頃から学術畑でずっとお世話になっております。

三菱化学の生野様や産業界の方々

三菱化学の生野様にはご挨拶が出来ずに失礼いたしましたが、豊田研究所を始め我が国の主要企業の重役の方々とも交流ができ、素晴らしい会に呼んでいただいたと思います。

重藤常務理事と清木理事

重藤常務理事は、財団法人遺伝学普及会の理事として約20年にわたるおつきあいをさせていただいておりますし、清木学術振興会理事は研究機関課の調整官をされていたときからのお知り合いでした。

小野元之理事長と小林誠先生

連絡会の議長は、前情報研所長の末松先生でした。 学術振興会の小野理事長(文科省・元事務次官)や同理事の小林誠先生(ノーベル物理学賞受賞者)も出席されていてて、教授の講演を聞いていただきました。大変有難いことです。 小野理事長とは、官房長時代…

学術振興会協力会

この学術振興会協力会というのは、経団連会長の米倉氏が会長で、そうそうたる方々がメンバーのようです。 学術研究において、産官学の推進連絡会のような役目を持っている会で、いわば学術振興会の応援団といったところでしょう。

ゲノム先端研究からみた社会ビジョン

本日、東京・麹町にあるアークグランド半蔵門にて、学術振興会協力会の理事会・評議員会の後の講演会に呼ばれました。 「ゲノム先端研究からみた社会ビジョン〜ゲノム情報社会を目指して〜」という題目で、約1時間ほど講演させていただきました。

化学毒性評価プロジェクト

午後には、福島県立医大・渡辺慎哉教授の主導の「遺伝子発現に化学毒性評価」の最後の運営委員会が、川崎のNEDO本部でありました。 ラットの28日間にわたる化学物質の投与による毒性評価を、ゲノムワイドな全遺伝子セットの発現から行おうとしたものです。 非…

「褒める文化」

その遺伝学分科会議論の中で、委員のお一人の郷通子先生から、「日本ではもっと若い人たちを褒めるべきだ。褒める文化をもとう!と提案されました。 大賛成です! 教授は、「先生は、なかなか褒めない!」と、かなり前に池尾准教授から言われたことがありま…

日本学術会議の意義

分子生物学会の理事会などでは、この日本学術会議の存在意義について大いに議論されているところではあります。 しかしながら、とにかく、少しでもアカデミックなコミュニティが改善していくような努力を、あらゆる機会を通じてすることは重要な事でしょう。…

日本学術会議で求められる活発な議論

日本学術会議において、きちんと議論したり、必要な報告をしたり、提案を出したり、シンポジウムを企画したりしないと、分科会が消失してしまいます。 実際、議論して前に進めるべき問題が、遺伝学の分野では多々あるので、もっと活発に活動するべきだったと…

日本学術会議・遺伝学分科会

第21期の日本学術会議の会員・連携会員が、この9月の末に終わります。 教授は、この1月より2期目の日本遺伝学会会長を仰せつかり、身を引きしているところでしたが、この遺伝学分科会を委員長としてしばらく動かしていないのに気づいてしまいました。 もっと…

牧野君

東北大学の牧野君が、当研究室によってくれました。 3年任期の特任助教から助教になれたとのこと、おめでとう!本当によかった!また、頑張ってください。

 国際色豊かに

Shanさんが一昨日、マレーシアから三島に一時帰国してくれました。共同研究のためです。 ちょうど、中国から戻っていたLiuさんも加わり、また研究が進んでいっています。 大変嬉しいことです。国際色が豊かに再びなりました。

日本・サウジアラビア青年交流フォーラム2011再び

チャンスはピンチの顔してやってくる!

岡山大学の藤井君、おめでとう! 公文先生や塩見さんのご努力が実って、JSTのプロジェクトが難関を抜けて通ったとのこと。 本当に良かったです。藤井君の言葉「チャンスはピンチの顔してやってくる!」は本当です。 そのためにも、Never Give Up!

通底の理解

フォーラム・シンポジウムの開会のご挨拶をする一杉真城氏(事務局長)。 服部英二先生(元UNESCO)、駐日サウジアラビア・トルキスターニ大使、上村司・外務省北アフリカ局参事官のお三方による鼎談。 サウジアラビアと日本の大学生達による対話。実際には、3…