啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2011-02-23から1日間の記事一覧

化学毒性評価プロジェクト

午後には、福島県立医大・渡辺慎哉教授の主導の「遺伝子発現に化学毒性評価」の最後の運営委員会が、川崎のNEDO本部でありました。 ラットの28日間にわたる化学物質の投与による毒性評価を、ゲノムワイドな全遺伝子セットの発現から行おうとしたものです。 非…

「褒める文化」

その遺伝学分科会議論の中で、委員のお一人の郷通子先生から、「日本ではもっと若い人たちを褒めるべきだ。褒める文化をもとう!と提案されました。 大賛成です! 教授は、「先生は、なかなか褒めない!」と、かなり前に池尾准教授から言われたことがありま…

日本学術会議の意義

分子生物学会の理事会などでは、この日本学術会議の存在意義について大いに議論されているところではあります。 しかしながら、とにかく、少しでもアカデミックなコミュニティが改善していくような努力を、あらゆる機会を通じてすることは重要な事でしょう。…

日本学術会議で求められる活発な議論

日本学術会議において、きちんと議論したり、必要な報告をしたり、提案を出したり、シンポジウムを企画したりしないと、分科会が消失してしまいます。 実際、議論して前に進めるべき問題が、遺伝学の分野では多々あるので、もっと活発に活動するべきだったと…

日本学術会議・遺伝学分科会

第21期の日本学術会議の会員・連携会員が、この9月の末に終わります。 教授は、この1月より2期目の日本遺伝学会会長を仰せつかり、身を引きしているところでしたが、この遺伝学分科会を委員長としてしばらく動かしていないのに気づいてしまいました。 もっと…