啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

構造生命科学プロジェクト交流会in神戸

神戸のポートピアホテルにおいて、構造生命科学プロジェクト交流会が昨日から開催され、早朝から夜遅くまで時間的に拘束されています。 その分、内容は非常に濃く、本日は非常に良い発表とそれを巡る議論が一日中おこなわれました。大変意義深い一日でした。

朝から新幹線で神戸へ

神戸のポートピアホテルにおいて開催される構造生命科学プロジェクト交流会に参加のため、朝から新幹線で神戸へ向かいました。 このプロジェクトは、ターゲットタンパク・プロジェクトの後継に当たる「創薬等技術支援プラットフォーム構築」事業です。解析拠…

センサーとモニタリング

「ビッグデータ」問題は、センサー技術の発展とそのモニタリングとしての活用という新たな社会技術革新と切り離せないようです。 つまり、センサーによって時間的な経過とともに計測される数値情報・文字情報・画像情報・動画情報が山のように産出される社会の…

ビッグデータの3V

「ビッグデータ」問題は、アメリカから遅れること4年、ようやく我が国でも新鮮なキーワードとして注目を浴びてきました。 東大の喜連川教授が作った標語「情報爆発」と、「ビックデータ」の内容はよく似ていると言われます。ただ、「情報爆発」はネガティブなイメー…

ようやく三島に戻る

日本遺伝学会の第84回大会(九州大学医学部)を、関係者の方々のご努力で成功裏にかつ無事に終了し、ようやく新幹線にて三島に帰還しました。 やはり、研究仲間というのは、目的や分野に共通性があり、「同士」というか、非常にいい連帯感があるように想い…

ベスト・ペーパー(BP)賞

アジアの植物遺伝学

WS14: アジアの植物遺伝学 "Plant genetics in Asia"(9月26日,15:45 〜17:45) 世話人:遠藤 隆(京都大学大学院 農学研究科)、真木 寿治(奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科) (概要) 昨年の大会において設立準備委員会が発足したア…

contemporary evolution

S3. 学生企画公開国際シンポジウム(English)(9月26日 13:30〜16:30) テーマ: Contemporary Evolution in Wild Population (野外におけるContemporary Evolution) 世話人:深野裕也(九州大学大学院システム生命科学府)、松本知高(九州大学大学院シス…

懇親会

遺伝学会木原賞・奨励賞

総会

プレナリー・ワークショップ

WS9: プレナリーワークショップ ─ 昨年度のBP賞受賞講演から ─(9月25日 13:50〜15:00) Best Papers賞(BP賞)は、多数の審査員による投票により、全ての一般講演から選ばれる名誉ある賞です。それがどんな講演か、知りたいと思いませんか? 今大会も、プレ…

男女共同参画

「優れた科学の芽を皆でサポートするために」 〜九州大学の女性支援の実践〜 12:10 はじめに 五條堀 孝(日本遺伝学会会長) 12:13 WS8-01 「九州大学における男女共同参画の取り組み」 樗木晶子(九州大学男女共同参画推進室長、大学院医学研究院保健学部…

日本遺伝学会第2日目

なかなか高質な口頭発表が午前中から続いています。人数的には分子生物学会のような大きな学会ではありませんが、約100年に及ぶ伝統もあって、非常に質の高い学会発表が多いと思います。

分野別交流会

八千代丸本店(福岡市・呉服町)で、分野別交流会「集団・進化」がありました。40人をはるかに超える約50人が参加して、とても盛会でした。教授は、学会長であるため、「ふぐ一期一会」で国際シンポジウムと市民公開講座の講演者を招いての懇親会に参加…

「ふぐ一期一会」

中州の「ふぐ一期一会」で、国際シンポジウムと市民公開講座の講演者を招いての懇親会がありました。

公開市民講座「〜健康と21世紀の遺伝学・ゲノム科学」

いかの3つの講演が、公開市民講座として、九大の百年講堂で行われました。 講演1「ゲノム解析から細菌とヒトの共生を読みく」 服部 正平 先生(東京大学新学術創成科学研究科・教授)講演2「ミトコンドリアゲノムと健康長寿」 田中 雅嗣 先生(東京都健康…

公開国際シンポジウム「エピゲノム」

S1. 公開国際シンポジウム(English)(9月24日 14:00〜17:00) テーマ:Epigenomic regulation of cell fate determination and homeostasis in various organisms (多様な生物における細胞の運命決定・恒常性維持とエピゲノム制御) 世話人:角谷 徹仁(国…

日本遺伝学会第82回大会(九州大会)初日

日本遺伝学会の第84回(2012年)大会が、九州大学医学部キャンパスの百年講堂で明日(9月24日)から始まりました。 九州大学生体防御医学研究所の中別府雄作教授を大会長に、矢原徹一副大会長・関口睦夫顧問・佐々木裕之事務局長・舘田英典プログラム委員長とい…

遺伝学会 幹事会・評議員会

日本遺伝学会の第84回(2012年)大会が、九州大学医学部キャンパスの百年講堂で明日(9月24日)から始まります。 それに先立ち、幹事会と評議員会、ならびにGGS(Genes and Genetic Systems:旧遺伝学雑誌)編集委員会議が、同大学で開催されました。ジァスミソール

珍しい秋分の日

9月22日が秋分の日になるのは非常に珍しいことのようです。そういえば、例年は9月23日です。 1日の昼の時間と夜の時間が等分になる日が、年に二回あり、それが「秋分の日」と「春分の日」。時間

世代責任の取り方

一方、それより若い世代は、「攻め」の出来る経済的基盤もなければ、「守る」ための社会システムも十分に整備されていません。 これは、その世代がそうしたわけではなく、その前の世代や前々の世代の責任だったのかも知れません。

攻める熟年世代

団塊世代を中心に60歳台の世代の人達は、定年退職後も、次の職で働く場合も、老後で旅行等で遊ぶ場合も、非常に積極的な感じがします。 教授が出会った方々の中にも、アジアの大学に次の職やポストを得たりするのも、家族としばし離れて単身赴任になるのも、…

65歳以上

先日、「団塊世代の人達の先頭が65歳になっている」という報道がありました。 また、「我が国の個人資産総額1400兆円のうち、65歳以上の人達の資産が60%を占める」(数字は不確かな記憶で書いているのでご注意下さい)という報道もありました。 確かに、そういえば…

長崎の夜

長崎は、博多から近いようで遠いです。 JR九州の特急で約一時間半。これは近い。しかし、同じ一時間半なら、博多から鹿児島まで行けます。これは、明らかに九州新幹線ができたからです。そう思うと、確かに長崎は距離の割に時間が掛かり遠いように感じます。…

W-H Li教授が来日

Wen-Hsiung Li (ウェンシャン・リー)博士は、シカゴ大学教授で台湾のアカデミアシニカの生物多様性研究所の所長でもありますが、本日ご夫妻で来日しました。 シカゴ大学でも、DNAの2重らせん構造の発見者であるJim Watson博士の名前を冠した「ジムワトソン教…

水曜セミナーでENCODE論文を紹介

久しぶりに水曜セミナーでの論文紹介の順番にあたりました。そこで、15:30から始まったそのセミナーで、Nature誌のメイン論文を紹介しました。

細野大臣とばったり

午前中は、内閣府で相談事があり、朝から東京に行きました。 午前10時前に内閣府のある合同庁舎4号館の玄関を入ったところで、細野環境大臣とばったり出くわしました。思わず声を掛けたら、SPも含めて取り巻きの約10人くらいの人達も一緒な振り向きました。…

Maude Elvira Phipps教授の来所

マレーシアのモナーシュ大学サンウェイ校のMaude Elvira Phipps教授の来所しました。Timの母国での指導教官ということです。 モナーシュ大学といえば、オーストラリアのメルボルンの一流有名大学ですが、南アフリカやマレーシアなどに複数の分校を持っている…

小原道法先生のご一行が来室

小原道法先生と小原恭子先生やその研究室の方々が来室しました。道法先生は東京都臨床総合研究所で、恭子先生は鹿児島大学の共同獣医学におられます。 肝炎B型ウイルスは、ヒトとチパンジーを除くと、ほとんどの霊長類や他の近縁な種で感受性をしめしません…