啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

KAUSTからの2人の教授との意見交換会

KAUSTからのふたりの教授の先生方(Professrs Vlad Bajic and John Archer)と研究員全員との意見交換会を行い、非常に貴重な助言や意見を頂きました。そして、午後4時には佐藤研究員が三島駅まで送ってくれて、帰路につきました。

Transcription Factor Binding Site Models: Which One is the Best?

(2) The 1598th Biological Symposium, Friday, August 31, 2012, 10:30-11:30, Place: Seminar room - Library 3F:B301 Speaker: Vladimir Bajic (CBRC (Computational Bioscience Research Center), KAUST (King Abudallah University of Science and Tech…

Comparative analysis of the Red Sea Microbiome

(1) The 1597th Biological Symposium, Friday, August 31, 2012, 09:30-10:30, Place: Seminar room - Library 3F:B301 Speaker: John Archer (CBRC (Computational Bioscience Research Center), KAUST (King Abudallah University of Science and Technol…

KAUSTからの2人の教授がセミナー

KAUSTからの2人の教授が来室してくれましたが、彼らのセミナーが午前中にありました。お一人はKAUSTのCBRCのDirectorであるバジック教授(Professor Vlad Bajic)で、もうお一人はAssociate Directorのアーチャー教授(Professo John Archer)です。 アーチャー…

遺伝学用語集ジャンボリー

午後から夕方まで、約30人の方々に遺伝研の講堂に集合していただき、遺伝学会が取り組んでいる遺伝学用語集の作成の最終化に向かって、用語の解説をみんなので書き下すというアジャンボリー大会が開かれました。 このためのアノテーション・ソフトウエアを独…

北里大学

北里大学は、今年、設立50年を迎えると言うことで、学長始め関係者の皆様にお祝いを申し上げます。

KAUSTから2教授が来所

KAUST-CBRCのDirectorのProfessor Vlad BijicとAssociate DirectorのProfessor John Archerのお二人が、来所しました。

サマーセミナーが無事終了

サマーセミナーが無事に終了しました。

次世代シーケンシングのためのバイオインフォマティクス II

「次世代シーケンシングのためのバイオインフォマティクス」の各章の分担を決めての発表には、皆さんは真面目すぎるくらいによく準備をしていました。それぞれの個性はありますが、とても良い発表をする人達が多かったです。 優秀な人達が集まってきてくれま…

次世代シーケンシングのためのバイオインフォマティクス I

HTS (High Throughput Sequencing:高出力シーケンシング)のためのバイオインフォマティクスは、急務の問題です。夏の恒例のセミナーでみんなで読む本として、以下のような非常に新しい本(2012年出版)を選びました。 かなり方法論に特化した本ではあります…

「当たり前」が「当たり前でない」こと

突き抜けることの難しさの前に、当たり前に研究できることが当たり前でない時代。 特に、若い世代の人達で無性に研究したい方々には、それが当たり前にできる場を(正当な評価の下に)どうしても提供してあげる責務を、教授のような世代の人達が担っていると考…

プロスワン(PLoS One)の躍進

最近の新聞記事やテレビなどの科学的な記事の引用に、プロスワンという国際的な学術雑誌がよく取り上げられているのがよく目につくようになりました。 プロスワンは、PLoS BiologyやPLoS Geneticsなどの有名な国際学術雑誌のいわゆる「プロス・ファミリー」に…

福島県立医大

福島県立医大は、復興支援として数々のプロジェクトが走りつつあります。東北大学とは、ある意味対局にあるプロジェクトであり、それぞれの進展が期待されています。

9月7日という締め切り

9月7日が、各省から財務省への概算要求の今年の締め切りと決まり、すでに省内の要求項目の厳しい査定合戦の只中にあるようです。 政策競合による省間の予算確保合戦は、各省の目玉プロジェクトの出し合いと、その積算見積もりの正当性の精査が焦点になるため…

日本進化学会第14回大会(首都大学東京)第2日目

本日は、日本進化学会第14回大会(首都大学東京)第2日目に参加のため、早朝から新横浜駅(新幹線)・橋本駅(横浜線)経由で、南大沢駅(京王相模原線)に向かっています。 9:00から国際シンポジウムがあるので、それに出席します。

首都大学東京にて進化学会大会が始まる

本日から、首都大学東京にて進化学会が始まりました。研究室からも、若い人達が多数、参加します。お台場の産総研チームも参加します。 どちらもワークショップなどもオーガナイズして活発に活動します。 教授自身は、「原核生物にとって種とは何か」というワ…

「構造生命科学」情報拠点の連携

「構造生命科学」プロジェクトには、解析拠点・制御拠点・情報拠点の3つの拠点があります。

近づく政権交代と研究

最近の政治状況やそれを知らせるマスコミ報道をみてみますと、「近いうち」に解散総選挙が行われる雰囲気が色濃くなってきています。 「10月解散・11月総選挙」という報道もあれば、来年の総選挙という見方もあって、しばらく日本の政治状況は落ち着かないよ…

Editorial

8月17日(木)に教授の研究室を2人のアメリカ仁研究者が訪問してくれたことは、すでに報告しました。そのうちのひとりで、この8月1日からMBEのEditor-in-Chiefになったアリゾナ州立大学のSudihir Kumar(スディア・クマー)教授によると、「Editorial」という新…

執筆の夏:夏の終わりとの闘い

三島のお祭りも、本日が最終日。三島では、いつもこれが夏の終わりを告げる風物詩のように感じます。 日常が戻りつつ現在、生産性をあげようとすると時間との闘いになってします。

Sudhir Kumar・Blair Hedges両博士が来室

アリゾナ州立大学のSudhir Kumar教授と、ペンシルバニア州立大学のBlair Hedges博士が、遺伝研の教授の研究室に来訪してくました。 二人は、8月21日に八王子の首都大学東京で開催される日本進化学会大会で特別招待講演を行うため、田村浩一郎大会委員長日本…

牧野助教らの仕事が日経新聞の記事に

2012年8月14日(水)の朝刊の科学記事コラムに、「重複した遺伝子:消え方に規則性」との見出しで、東北大学の牧野能士助教らの仕事が紹介されました。たしか、PNAS論文での発表であったと思います。 消え方に、遺伝子発現の量に対する自然選択がかかっている可能…

お盆休みが終わっての仕事始め

8月13日・14日が、機構としての休日。そして、15日からは仕事始めになります。と言っても、13日から15日までお盆休みの方々も多いはず。 昨日の大雨が、急に「秋口」を感じさせるような気候の兆候もわずかながら感じる今日この頃です。

文科省・ライフサイエンス委員会

本日、文科省・ライフサイエンス委員会があり、あるプロジェクトの関係で一部出席しました。 教授が科学官をしていた頃、よくこの委員会に出席していましたが、その当時のH元ライフサイエンス課長が別の上課の課長として出席されており、教授が中座するも会…

行き過ぎた「omics」

「proteome」、「phenome」「metabolomics」、「pharmacogenomics」、「physiomics」 は良いとして、「foldome」、「connectome」、「secretome」となってくると少しを首をかしげてきます。これが、 「otherome」や「unknome」となると、「一体何?」と言い…

お盆休みとオリンピック閉幕

ロンドン・オリンピックの閉幕式が、本日(現地時間:8月12日夜)にありました。17日間にわたるスポーツの祭典が終了しました。 これほど、スポーツ競技に世界中の多くの人々が熱狂する理由は何か?本能的な闘争心の代替?国別のナショナリズム?ヒーロー待望?…

それでも「自分を信じる」

研究職への就職の難しい時代の中で、この時代が今に始まった訳ではありません。日本の高度成長期の1970年代そしてバブル経済の絶頂期前の1980年代、つまり日本はまだまだ十分に先進国でなく貧しかった時代には、大学の「助手」の先生になることなど、「夢の…

節電のための「お盆休み」

お盆は、「8月13日・14日・15日」とする地域が多いと思います。このお盆休みは、彼岸のご先祖がシャバにお戻りになる仏教的な行事として実家に帰るためのお休みではなく、否応なしに節電のため一斉休暇としているところが多いようです。 そうすると、8月13日の…

「特任」の果て

最近、本当に研究職がなくて困っている人達が、周りにたくさん出てきているように思います。 プロジェクト雇用の「特任」が切れて、次を探そうとしても、その先がないのです。もちろん、パーマネント・ポジションやテニアトラックのポジションではありません。…

日本女子レスリングの偉業

素晴らしい成果ですね。どん底からのオリンピック金メダルの小原日登美選手。オリンピック3連覇の伊調馨選手。 「Never Give Up!」の強靭な精神力とたゆまぬ努力の勝利ということですかね。口で言うのは簡単ですが、人には言えぬ壮絶な時間と葛藤を乗り越えて…