啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 Dan Hartl教授無事にボストンに帰着

客員教授として約2週間ほど三島に滞在していたDan Hartl・ハーバード大学教授が無事ボストンに帰着したという報告と、とても丁寧なお礼のメールをよこしてくれました。 客員教授として精力的に院生から教員スタッフやほかの教授にまで、discussionをしてい…

再びメールシステムエラー

外出時に用いるはずのniftyの送信サーバに接続できないことが判明し、またメールの環境設定に腐心しております。まだ、関係者のかたがたにご迷惑をおかけしております。 日曜日のほぼ全日を費やして、復旧に努力しています。

秋晴れの薄雪富士山

今日は土曜日。その秋晴れの週末を喜ぶような薄雪をかぶった富士山です。

返事・反応の遅れにお詫びします。

宿題が山積みのなか、昨日の午後もほとんど全部費やして、ようやくメールシステムの本格的な復旧までもう一歩となりました。 関係のかたがたには、返事の遅れや反応の遅さで大変ご迷惑をおかけしておりますこと、この場を借りてお詫びいたします。 明日以降…

メールシステムの完全復旧について

10月初旬の海外出張前あたりに、wifi受信不良から始まった教授のメールシステムの崩壊は、約1ヶ月半もかかって、ようやく完全復旧の目処が立ちました。

Prof. Dan Hartlが帰国

新幹線で帰国しました。

遺伝研研究集会

講堂で行われました。

11/19(金) 日本DNA多い型学会

昨日11月18日(木)から18日(金)三島市の市民会館・ゆうゆうホールの小ホールにて、遺伝研の斎藤成也教授を大会長として日本DNA多型学会大会が開催されました。18日の午後から19日(土)の午前中まで、この学会のサテライトシンポジウムとして、遺伝研の研…

11/18(木) Dan Hartl教授活躍

午前11時に、新大学院生の石川君が、初めてセミナーをしました。 教授の研究室は、遺伝研で開設以来約27年間にわたって、セミナーと研究室会議はすべて英語で行われます。新入生といえども、例外ではありません。 石川君、新入生とは思えない英語の出来と…

慶應大学での特別講義

教授が、慶應義塾大学での客員教授をさせていただいて約10年にもなっています。長いお付き合いの富田勝・慶應大学教授が主宰される学部生の講義と、大学院生や研究者の方を対象にしたセミナーを、毎年一回藤沢のSFCキャンパスでさせていただいています。 今…

「イエス」と「ノー」

もっと難しそうですが、イエスとノーを同時に言うこととは、 「承諾(イエス)の回り道かもしれない拒絶(ノー)」と、 「取消(ノー)になるかも知れない承諾(イエス)」 と言い換えることもできそうとのこと。 そういえば、前者は「嫌よ、嫌よも、好きな…

目的なき合目的性

イエスとノーを同時に言うコケットリーの究極の応用編が「二人で会いたいのに、あえて三人で会う」で、それが密会の極意らしい。 カントが芸術を定義して「目的なき合目的性」というように、そのようになった男と女の関係が最高の魅力ある関係という。 そう…

サイエンスの対極

実に、「イエス」と「ノー」をとことん突き詰めるサイエンスとは、全く逆の世界。でも、人生の機微に触れさせてくれたような見事なコラムでした。

誤解的密着

山田女史は言います、「目的のない密会ほど楽しい」と。昔、教授の若いころ、「誤解的密着」という言葉がありました。最後に、山田女史は、「大人のつきあいにもっと遊戯を。密かに、優雅に、たがいを騙しあって・・」と締めくくります。 妙に納得できるよう…

男の騙し方

山田女史は、大学でモード論(ファッションの「モード」のことらしい)を教えておられて、ほとんどが女子学生の100人位の聴講生の前で、講義の途中に「いったんモード論から離れて、男の騙し方を教えます!」と言うというのです。 そして、その騙し方とは…

恋愛論「コケットリー」

少しドキッとするタイトルですが、この小文が実に哲学的ながらウイットに富んでいて、とても感心しました。 山田女史の好きな言葉に、哲学者ジンメルの「愛の遊戯形式」という言葉があるといい、この哲学者は長く人妻との不倫の愛に悩んだらしく、その恋愛論…

愛の遊戯形式

昨日、11月15日(月)の日本経済新聞(夕刊)のコラム「プロムナード」に、フランス文学者の山田登世子女史が「愛の遊戯形式」という小文を書いています。

藤村ロマンチズム

「惜別の歌」の原詩は、島崎藤村の「若菜集」にある「高楼」です。 確か、私の記憶が正しければ、姉妹がそれぞれの思いを歌い合う形式になっていて、その全体の節を「合掌」という題目ではなかったかと思います。「 惜別の歌」は、その後「姉妹」から「友人…

名市大で講演

本日、名古屋市立大学大学院・システム自然科学研究科をお邪魔して、午前10時45分から11時30分までの約45分間のセミナー講演をさせていただきました。 講演タイトルは、「大量ゲノム解析からみた生物の多様性と進化の研究の今後について 〜眼の起源と進化の研…

福岡から名古屋へ

福岡空港7:55の全日空機で名古屋へ行きました。結構朝早くの飛行機便でしたが、満席でした。 有料飲料サービスながら運賃は安くなく、ビジネスクラスの食事をエコノミークラスで有料でいただけるというサービスに至ってはすでに破たんしているように想われま…

島崎藤村

「別れといえば 昔より この人の世の 常なるを・・」 藤村の「惜別の歌」より。

横浜から羽田空港へそして福岡へ。

メールシステム復旧に時間がかかる。

典さん、お返事が遅れてすみません。

お幸せに!

今日は、APECやによる厳戒態勢の横浜の元町・中華街の有名ホテルのホテル・モントレー横浜に行きました。 研究員の小林さんの結婚式披露宴でした。純白のウェディングドレスにつつまれた新婦は、見とれるほどの美しさ。 また、お色直しはきらびやかで上品な…

Dr. Charles Hard Townes

ローマでのローマ法王庁アカデミー(Pontifical Academy of Sciences: PAS)の2年に1回の定期総会(Plenary Session)に出席しました。このことは、また振り返って記載します。 そこでお会いした90歳をはるかに超えると思われるアメリカ人の老紳士。とても…

11/7(日) 久しぶりの日曜日

久しぶりの三島での日曜日でした。たまたま、家族もそろっての休日でした。

 Eigen先生のノーベル賞メダル

Eigen先生に、実はもう一つ失礼な質問を、ほろ酔い気分の流れでしてしまいました。「ノーベル・メダルを見せてください!」と。これは、今思うと、本当に教授の「若気の至り」の質問でしたね、すみません。しかし、この質問に対するEigen先生の答えが、驚く…

Manfred Eigen先生の教訓

教授は、自身が40歳のころ、ドイツのGottingenという街のManfred Eigen先生にご招待をいただいて、Max Plank研究所で講演をさせていいただきました。講演終了後、ディナーのためのレストランに連れて行っていただく前に、教授をEigen先生のご自宅に招いてい…

 「問題」が問題

理由は、「Questions are more important than answers.」という言葉にあります。つまり、くだらない問題に、膨大な時間と労力を費やして答えを出したとしても、もともと問題が悪いので、その答えは大したものにはなりません。教授は、これを「知性の無駄遣…

 世界を目指す日本の先生の門を叩け

しっかり考えて、自分のやりたいことをある程度はっきりさせましょう。完全にはっきりさせることは無理でしょうから、「ある程度」で結構。そしたら、英語で関係するキーワードを調べ、面倒でもGoogleの英語版やPubMedで、世界の動向を調べましょう。日本の…