啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

恋愛論「コケットリー」

 少しドキッとするタイトルですが、この小文が実に哲学的ながらウイットに富んでいて、とても感心しました。
 山田女史の好きな言葉に、哲学者ジンメルの「愛の遊戯形式」という言葉があるといい、この哲学者は長く人妻との不倫の愛に悩んだらしく、その恋愛論「コケットリー」が深く鋭いと説くのです。