啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2010-11-06から1日間の記事一覧

 Eigen先生のノーベル賞メダル

Eigen先生に、実はもう一つ失礼な質問を、ほろ酔い気分の流れでしてしまいました。「ノーベル・メダルを見せてください!」と。これは、今思うと、本当に教授の「若気の至り」の質問でしたね、すみません。しかし、この質問に対するEigen先生の答えが、驚く…

Manfred Eigen先生の教訓

教授は、自身が40歳のころ、ドイツのGottingenという街のManfred Eigen先生にご招待をいただいて、Max Plank研究所で講演をさせていいただきました。講演終了後、ディナーのためのレストランに連れて行っていただく前に、教授をEigen先生のご自宅に招いてい…

 「問題」が問題

理由は、「Questions are more important than answers.」という言葉にあります。つまり、くだらない問題に、膨大な時間と労力を費やして答えを出したとしても、もともと問題が悪いので、その答えは大したものにはなりません。教授は、これを「知性の無駄遣…

 世界を目指す日本の先生の門を叩け

しっかり考えて、自分のやりたいことをある程度はっきりさせましょう。完全にはっきりさせることは無理でしょうから、「ある程度」で結構。そしたら、英語で関係するキーワードを調べ、面倒でもGoogleの英語版やPubMedで、世界の動向を調べましょう。日本の…

若い人たちの方向の決め方

多くの学生さんや院生の方々は、基本的にはホームページなどを調べて、進路や転身先を考えるのでしょう。皆さん、しっかり調べて進路や転身先を決めてください。 教授のsuggestionsは、 原則1)やりたいことがあったら、その分野で世界一のところへ行け! …

 研究室紹介の残念

長かった海外出張帰りの疲れを引きづりながら、鈴木善幸助教が名古屋市立大学教授でこの10月に転出したばかりだし、池尾一穂准教授には留守中かなりの無理をお願いし続けていることもあって、教授自身が出席しました。講演会は全部出席できませんでしたが…

遺伝研 公開講演会2010

本日、午後、秋葉原の秋葉原ダイビルの秋葉原カンファレンスホールにて、遺伝研主催の講演会と大学院説明会がありました。実際には、「国立遺伝学研究所 公開講演会2010 遺伝学でひもとく生命の謎」と題しての講演会と「総合研究大学院大学 生命科学研究科 …