啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

近づく政権交代と研究

最近の政治状況やそれを知らせるマスコミ報道をみてみますと、「近いうち」に解散総選挙が行われる雰囲気が色濃くなってきています。
 「10月解散・11月総選挙」という報道もあれば、来年の総選挙という見方もあって、しばらく日本の政治状況は落ち着かないように思われます。
 一方、概算要求などのいわゆる「due course」は粛々と進んでいくでしょうし、政権交代がたとえあっても、とにかく事態は進行していくので、しっかり長期的な視点を見据えた研究や研究開発が必要で、やはりいったん見据えたその視点で「ぶれ」ないことが重要になってくると思われます。
 ただ、国際的な共同研究やプロジェクトの立ち上げなどは、この流動的な状況の下では視界不透明な状況は続きます。そこで、JSPSやJSTなどの比較的安定した枠組みを最大限活用することが得策となるでしょう。