啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

首都大学東京にて進化学会大会が始まる

本日から、首都大学東京にて進化学会が始まりました。研究室からも、若い人達が多数、参加します。お台場の産総研チームも参加します。
 どちらもワークショップなどもオーガナイズして活発に活動します。
 教授自身は、「原核生物にとって種とは何か」というワークショップで、中川さんのPNAS論文を発表しました。これは、原核生物277種の全ゲノムの全遺伝子を調べて、その5`上流にSD(Shine-Dargarno)配列がどのくらい普遍的に存在するかを調べたものです。SD配列は、翻訳開始の際16rRNAの3`末端近くに存在するanti-SD配列という相補的な配列と結合して、リボソーム複合体を呼び出して、開始コドンからの翻訳を開始させて
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