啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Shanさん論文がPNASにacceptされる

Shanさんが頑張ったヒドラの遺伝子スプライジングと表現形との関係を明らかにした論文がPNASにacceptされました。 中川草研究員のtranslation regulationのダイナミックな進化を発見したPNAS論文に引き続いて、PNASは今年2報目となる快挙です。 ちなみに、今…

PNAS-Plus

PNASが姉妹誌を出すとし、その雑誌名はPNAS-Plusと言う。どこかで聞いたことのあるような・・。

研究室ホームページにTakashi' Twitter

室伏さん、早速に、教授のTwitterをホームページに載せてくれて、ありがとうございます。

9/14(火)民主党代表選

本日午後、現職首相の管直人氏が小沢一郎氏を破って、民主党代表選を制しました。民主党員の方々は、小沢氏の一貫した国家観よりも、より良識的な現状維持を選択されたとの見方。是非、この国の持つ閉塞感や絶望感からの脱却を目指しましょう。若い人たちが…

Silvana Gaudieriご来島

本日午後7時半頃、約10年前に2年間教授のポストドク研究員として三島に滞在したシルバナ(Silvana Gaudieri)が三島に来てくれました。 シルバナは、現在、オーストラリアのパースにある西オーストラリア大学の先生で、Perth Royal Hospitalで、HCV(C型…

9/13(月)twitterを始めました

昨日、9月12日(日)からtwitterを始めました。こちらは、完全英語版です。気に入ったら、followください。http://twitter.com/tgojobor

9/12(火)earnest

英語の形容詞で、"earnest"という単語は、いい意味を持ちますね。もっと上手く使えるといいなあ!

9/11(土) 欣求(ごんぐ)

これは、浄土宗からの仏教語由来の言葉とのことです。(そう言えば、教授の父方は「浄土宗」だったなあ・・、と思います。) 「欣求浄土(ごんぐじょうど)」とか「厭離穢土・欣求浄土(おんりえど・ごんぐじょうど)」とかの熟語として、用いられることが多…

東品川

夕方から、ライフサイエンスにおける情報解析やそのサービスの在り方についての小さな懇談会に出席しました。 まだまだ私たちのアイデア不足で、深い議論のできるブレーン・ストーミングの必要性で合意しました。 学も産も、若い人たちが自分の希望を大志と…

HCV2000国際会議スペシャル・レクチャー

本日の午後から、感染研所長の脇田先生を組織委員長とする「HCV2010」という大きな国際学術会議が、横浜パシフィコで開催されました。 共同研究者の溝上先生からの依頼もあり、スペシャル・レクチャーとして大会の冒頭に「Genomic evolution of HCV and its …

日中韓バイオインフォマティクス・トレーニングコース

日中韓バイオインフォマティクス・トレーニングコースは、もう8年も続いている実績をもったプログラムです。 文科省のライフサイエンス課と交流官付のご努力の下、JSTのプロジェクトとして行われています。 毎年、日本、韓国、中国の三国が持ち回りで開催し…

速読会と水曜セミナー

毎週1回の水曜セミナーの参加者が少なくなり、同じく毎週1回の研究室のSRPPという名の速読会も以前のような活況さがなくなっています。 ラボ・ミーティングの後にみんなで話し合いました。 二つを一緒にするか、スコープを変えて、2つとも残すか?この点…

日経新聞とのインタビュー

夕方、日経新聞の永田編集員がお見えになりました。少しばたばたしていて、失礼しました。また、記事を楽しみにしています。

お茶大・小倉さん再び

お茶大の小倉さんが、彼らの投稿直前の論文のことで、また教授を訪問してくれました。 この執着力というか、執念というか、これが論文書きの原点と思います。 この気持ちがある限り、きっといい方向に向かいます。 頑張れ、小倉助教!

鈴木善幸助教

鈴木善幸助教が、10月1日付で移動します。新しいところでも頑張ってください。

ラボ・ミーティング

夏休み明け初めてのラボミーティングがありました。元気なみんなの顔がありました。 予算は厳しい状況は続いていますが、いい論文の発表が続いており、またいい原稿も出てきています。 研究で成果を出すには、時として時間がかかりますが、いい仕事は必ず評…

(2)大雨のため東海道新幹線が止まる

東工大客員教授として長津田で予定されていた岡田先生との研究打ち合わせをキャンセルさせていただき、いろいろな宿題や執筆優先のため、三島に一目散に戻る予定でした。(岡田先生、すみません!) なんと、新横浜・熱海間で1時間に50mmを越える大雨とのこと…

(1)経産省統合データベースプロジェクト・運営委員会

朝9:30からお台場の産業技術総合研究所・バイオメディシナル情報研究センターにて、経済産業省統合データベースプロジェクトの第一回運営委員会がありました。 Iチームリーダーやチームスタッフの努力で、かなり順調な進捗です。 この場を借りてお礼。経産省…

(0)三島のサル再び

今朝4時半過ぎから起きだして仕事をしていましたら、午前6時くらいから自宅周辺がどうも騒がしいのです。 もしやサル関連ではないか、三島市役所のホームページをチェック。 サル目撃情報によると、「光が丘3丁目」に午前6時に現れるとなっています。まさに、…

(5)遺伝学会事務局懇親会

札幌での遺伝学会大会を前にして、事務局懇親会が開かれました。

(4)総合企画室WG

午後4時から1時間ほど、総合企画室WGの会議がありました。

(6)日本学術会議分科会報告書作成

遺伝学分科会と国際データ分科会長として、報告が宿題となっており、すでにOverdueです。夢にまで見る未決の宿題の一つです。もうすぐ完結・・・予定!

(3)セルイノベーション・プロジェクトの進捗

セルイノベーション・プロジェクトの進捗状況の打ち合わせ会議がありました。池尾准教授やプロジェクトスタッフの努力により、かなりの次世代シーケンサーによるデータの解析ツール群の整備や開発ができてきました。おそらく、我が国でも有数な解析拠点にな…

(2)ターゲット・タンパク質・プロジェクト

文部科学省のターゲット・タンパク質・プロジェクトについて、大阪大学の月原教授と東大のと田之倉教授のご訪問を受けました。情報プラットフォームの菅原特任教授と一緒に打ち合わせをしました。

(1)「共同研究」のあり方

研究所の共同研究は、「共同研究」という固有名詞的なカテゴリーがあります。研究所が旅費や研究費を補助して所外との共同研研を支援する制度です。究年間総数110件に上る対外的な共同研究制度です。また、「研究集会」も十数件あります。総予算が限られる中…

(0)コロン大学のオカさんご来訪

「オーデコロン」とは、「オー・デ・コロン」ということで、「コロンの水」という意味とのことです。そのドイツのコロン大学からオカさんという日本人の若い研究者が、研究所でolfactory receptor遺伝子のセミナーをし、教授の研究室を訪問してくれました。東大の…

日本遺伝学会長の再任

先日、学会の事務局から日本遺伝学会長に再任されたという連絡が入りました。 一期だけしか考えないで、仕事をさせていただいていたので、ちょっと感慨深いものがありますし、ご支援して投票していただいた会員の方々に、とても感謝いたします。 おそらく、…

(0)福岡から三島へ

福岡の実家で、「おさんどん」を終え、老齢の父親を病院の定期検診に連れて行き、母親の見舞いをして、いつものように、ぎりぎりの時間で飛行機に飛び乗って福岡から戻りました。 この国の介護については、多くの問題をかけていることを実感していますが、と…

(1)シナプスの起源

最近、教授の研究室の高久研究員が、非常に面白い研究結果を出しています。現在論文作成中なので詳しく言えませんが、シナプス結合の起源と進化の解明に大きく貢献する可能性が高いと思っています。

(0)福岡の夜は更けて

昔、「赤坂の夜は更けて」とか、「ワシントン広場の夜は更けて」という歌があったように思います。もう歌詞も忘れ、二つの歌も記憶が交錯して、歌のタイトルさえも定かでなくなってきているように思います。ここ福岡の夜は、更けても気温があまり下がらないよう…