啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(金) 円高時代が到来か!

2020年11月20日付の13:20発信(日本時間)の読売新聞の報道によりますと、「バイデン氏、FRBの超低金利政策を支持…新政権の財務長官「決めた」」との見出しで、「米大統領選で勝利を確実にした民主党ジョー・バイデン前副大統領は19日の記者会見で、米連邦準備制度理事会FRB)の超低金利政策を支持する考えを示した。勝利宣言の後、金融政策に詳しく言及したのは初めて。新政権での財務長官を決定したことも明らかにした。」と、報じています。

 FRBは3月、新型コロナウイルスの感染拡大から景気を下支えするため、事実上のゼロ金利政策を復活させた。9月には2023年末まで継続する見通しを示していた。」ということですので、ドル円はかなり「円高」に向かうことが予想されます。現在でも「1ドル103円台」ですので、「1ドル100円台」も視野に入ってくる可能性が大きいです。

 せっかく、日経平均も3万円台を目指すところまで来ているようですが、この円高日経平均が30000万円に迫ろうとする阻害要因になる可能性は大ということとでしょうか。ただ、菅総理は「円高」には注意を以前から払っているという報道もあり、日銀の為替介入もあり得る話であるようにも思われます。

 バイデン次期政権の財務長官に誰かを持ってくるかでも、「強いドル」とは志向性の異なる財務長官が起用されれば、対ドルでは円高に向かってしまうことはになりそうです。