啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(水)モデルナ社もワクチン開発に成功!: 新型コロナワクチン大量生産時代が到来!

もうすでに様々な報道がなされていますが、ファイザー社に続いて、モデルナ社もワクチン開発に成功しました。

 2020年11月18日発信のロイターニュースから、以下のようにまとめられるようです。


 「*バイオ医薬品大手の米モデルナは(2020年11月)16日、新型コロナウイルス感染症のワクチン候補について、後期大規模臨床試験で94.5%の効果が確認されたとする暫定結果を公表した。米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが開発中の新型コロナワクチン候補は(2020年11月)9日の発表で、90%を超える有効性が示された。」

「*モデルナによると、重症者11人は全て偽薬の投与を受けていた。ワクチンの副作用は軽めのもよう。」

「*このワクチンはマイナス20度で最大半年間の保存が可能。通常の冷蔵庫の温度である2-8度であれば保存期間は最大30日。マイナス70度での保存が必要なファイザーのワクチンよりも配布が容易になる。」

また、引用元の「コラム:モデルナ治験成功、ワクチン大量供給で途上国にも恩恵」という見出しの2020 年11月17日午前11:26、23分前に更新(日本時間)の記事によりますと、

患者1人について2回の接種が必要になるかもしれないが、モデルナだけでも、来年中に5億─10億回分を生産する見通し。ファイザー、同社と組むビオンテック22UAy.DEは、来年最大で13億回分を生産すると見込んでおり、他のほぼ全ての大手製薬会社も大規模生産態勢に入っている。」

「米国政府だけでも既に、アストラゼネカAZN.Lジョンソン・エンド・ジョンソンJNJ.Nなどに計6億回分を発注した。」

「ワクチンがあり余るほど供給され、しかもそれが簡単に配布できる製品であるなら、途上国は大いに助かる。先進国でワクチンの余剰が発生すれば、途上国が購入できる、あるいは贈与される分が増えるだろう。」

と述べています。

そして、「世界保健機関(WHO)のデータでは現在、ほかに46種類のワクチン候補が治験段階にある。そのほとんどは新型コロナウイルスの同じ部分を標的としている以上、恐らくもっと成功例が出てきてもおかしくない。」と述べています。

いよいよ、「新型コロナワクチン大量生産時代が到来!」といってもいいものと思われます。

引用: