啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ゆっくりの「ニューメン」料理

約2週間にわたる激しく忙しいスケジュール、いや年始の台湾出張からすぐのサウジアラビアに戻る日程も含めますと、この1月中の超多忙スケジュールをなんとか終わって、ようやくホッと一息の週末をようやく迎えました。
そう言えば、今年に入って初めての休める週末が今日と明日です。サウジアラビアでは、毎週、金曜日と土曜日は休日で、日曜日から出勤などのその週の活動が始まります。
昨夜は、教授のサウジアラビアでの研究室に日本から来てくれていたスタッフの一人が任務を終え、2月2日に帰国するため、ヨットクラブのアルマーサ・レストランで送別会が催されました。(そう言えば、教授のサウジアラビア滞在ももう2年と4ヶ月となります。月日の経つのが早いわけです。)
ということで、こじんまりと自宅で少人数の簡素なランチ会を、そのスタッフと行いました。料理もろくにできない教授ですので、虎の子の日本製のソーメンをゆでて、たまたま日本から持ち込んでいた「うどん出汁(だし)」で、「ニューメン」を作ることにしました。いわば、「煮込みソーメン」というところでしょうか?("
そう言えば、昔ときどき飲みに行っていた飲み屋で、よく出してくれていたニューメンは美味しかったなあ!"と、余計なことが頭に浮かんだりして、・・。)
サラダとこのニューメンで、何とかランチでの「お・も・て・な・し」となりましたが、このニューメンの見かけがだし汁とこの麺のみという、いかにも工夫のない不粋な一品となりました。残念ながら、自分で作ったとはいえ、その写真を撮る気を削げるような代物に見えました。
しかし食べてみると、その「うどん出汁」のうまいこと!これはいわばインスタントで、300ml程度の熱湯を袋から取り出した粉末に加えるだけ。この旨さは、日本料理の原点なのかもしれません。
ゆっくりな時間の至高のうどん出汁でした。

至高のうどん出汁(だし)