世界人口の約4分の一、２０億人にも登る人々がイスラム教徒と言われています。しかも、アジアに多く住んでいるので、その食料は極めて重要な意味を持ちます。
特に、宗教的戒律により、豚肉とアルコールが原則として厳禁となっています。
この食品の製造や加工の過程おいて、豚肉やアルコール成分を一切使用していないことを認証することを、「ハラル認証」といいます。国によっては、「宗教警察」のような団体が工場の抜き打ち検査をするなど、非常に厳密に検査されています。
世界最大のイスラム教徒を持つ国は、中東ではありません。イランやトルコでも、7,480万人と7,470万人。サウジアラビアでは、わずか2,550万人です。
実は、世界最大のイスラム教徒を持つ国はインドネシアで、2億480万人もの人達がイスラム教徒です。ちなみに、インドが1億7730万人、パキスタンが1億7810万人、インドが1億7730万人。マレーシアは、1,710万人。
これは、アジアの発展を考えるとき、非常に大事なファクターとなるものと考えられます。
