啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ついにサウジアラビア観光ビサに発給開始、史上初!!

衝撃のニュースが駆け巡りました。ついに、昨日の2019年9月28にから、サウジアラビア史上初で観光ビサが発給されるようになりました。 しかも、インターネットで事前にビザを申請してもいいし、サウジアラビアの空港に着いて空港で発給を向けてもいいとのことです。今までは、北海道の人も九州の人も東京のビザセンターに一度は出向かねばビザが取れなかったことからしますと、画期的な変革となります。

  なおかつ、女性はアバヤと言われる黒いガウンのようなものを着なければならなかったのですが、これも無用となるとのことです。

   この観光ビザの発給、つまりサウジアラビアにおける観光の解禁は、もうすぐだと言われ続けておりましたが、今回ついに解禁になったのでした。

 

タビリスによりますと、

サウジアラビア観光ビサの全詳細、9/28発行開始、90日滞在可能 - アバヤ無用」との見出しで、

サウジアラビアが観光ビザ解禁を正式発表しました。日本を含む49カ国にオンラインでのビザ申請を受け付けます。女性はアバヤの着用を求められません。」

「マルチビザが12,600円

サウジアラビア政府は2019年9月27日、外国人向けの観光ビザの発給を開始すると発表しました。サウジアラビアの観光ビザ発給は史上初です。ビザはオンラインで申請でき、9月28日より受付を開始します。」

「オンライン申請は以下のサイトで、すでに受付を開始しています。」
https://visa.visitsaudi.com/

「ビザは1年間有効のマルチプルビザで、発行手数料は基本料金300リヤルに健康保険料140リヤルを加えた440リヤル(約12,600円)です。1回につき最大90日間滞在できます。」

「対象49カ国全リスト

ビザが発給される対象国籍は以下の通りです。

【北米】
アメリカ、カナダ

【アジア】
カザフスタン、韓国、シンガポール、中国(香港、マカオ、台湾含む)、日本、ブルネイ、マレーシア

【ヨーロッパ】
アイスランドアイルランドアンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、オランダ、エストニアオーストリアキプロスギリシャクロアチアサンマリノ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニアスロバキアチェコデンマーク、ドイツ、ノルウェーハンガリーフィンランド、ベルギー、フランス、ブルガリアポーランドポルトガル、マルタ、モナコモンテネグロラトビアリトアニアリヒテンシュタインルクセンブルグルーマニア、ロシア

オセアニア
オーストラリア、ニュージーランド

49カ国のリストを見ると、欧米先進国とアジア、オセアニアの主要国が対象になっていることがわかります。中南米やアフリカからは一カ国も入っていません。

中東諸国も対象外ですが、イスラム教徒には巡礼ビザがありますので、観光ビザの枠組みとは別と考えた方がよさそうです。」

「アバヤの着用も無用

これまで、サウジアラビアのビザは、外国人労働者と商用で訪れるビジネスマン、聖地メッカとメディナを訪れるイスラム巡礼者にのみ許可されていました。それが、異教徒の外国人観光客の訪問を解禁するわけで、同国としては画期的な話でしょう。

また、旅行者に限っては、女性の厳格な服装規定を緩和し、アバヤ(イスラム伝統服)の着用を求めません。女性が同伴者なしで旅行することもできます。

サウジアラビアが、異教徒観光客の受け入れに大きく舵を切ったことで、これからサウジアラビア観光ブームが巻き起こることは間違いありません。ただ、制度はいつ変わるかわかりませんので、気になる方は早めに行った方がいいでしょう。

サウジアラビアの観光ガイドブックは少なく、日本語では「地球の歩き方 ドバイとアラビア半島の国々」の一部に記述がある程度です。英語ガイドブックもあまり見当たりません。」

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引用:

https://tabiris.com/archives/saudi-visa201909/