2012年11月現在の発表によれば、日本が誇るスーパーコンピュータは世界第3位となっています。
米国勢が勢いを増していて、1位と2位を独占し、第10位までに5機が米国製です。これは、軍事開発用にスーパー コンピュータが必要という状況も影響しているのかもしれません。
以前に世界第1位となって衝撃を与えた中国製のスパコンは、いつの間にか第8位に転落しています。
研究開発は、世界最先端を追い求める層の厚さというか、深さというか、そういうインフラがないと一瞬取った世界一もすぐにその座を追われるということでしょう。まさに、基礎研究の重要さがそこにあるように想われます。
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1位 Titan 米国 1京7590 (1秒間の計算回数(兆回))
2位 Sequia 米国 1京6324
3位 京 日本 1京0510
4位 Mira 米国 8162
5位 JUQUEEN ドイツ 4141
6位 SuperMUC ドイツ 2897
7位 Stampede 米国 2660
8位 天河1号A 中国 2566
9位 Fermi イタリア1725
10位 DARPA Trial Subset 米国 1515
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(2012年11月[TOPプロジェクト]発表)
(引用:日本経済新聞5月25日(土)版「ニュークール」)