啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

遺伝学の神髄は「mutants(突然変異体)」

 昨日の日本遺伝学会木原賞の受賞講演といい、その前の奨励賞の講演といい、非常にインパクトのあるお話でした。どれも、突然変異体を上手に取っての成功した研究でした。
 何か、アカデミア(学術)の面白さを改めて感じさせた4つの講演でした。 また、本日の午後一番は、「マウスが開く生命科学」というワークショップに出ました。これも、マウス・ミュータントの使い方が研究の成否を決めるようなお話の連続でした。
 やはり、遺伝学の醍醐味を味わえる研究は、ミュータントをどう上手にそして多いに活用するかでしょう。