啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

日本遺伝学会・三島大会が始まる。

本日、2016年9月7日から9日まで日本遺伝学会第88回大会の三島大会が始まりました。9月10日(土)には、一般の方々への公開市民講座の講演会が行われます。

何度かご案内していますが、教授も公開市民講座の講演会で「紅海の微生物遺伝子の千夜一夜物語」と題して、日本大学国際関係学部の三島駅北口校舎で講演致します。思えば、教授にとって、この北口校舎の落成記念で講演させて以来の講演となります。
海外の講演ばかりが多くなっており、昨日も北京の国際シンポジウムでの基調講演を終わったばかりでした。この遺伝学会の市民公開講演会が終わると、米国のデンバーの国際会議に出席します。
日本に帰国しても、プロジェクトの会議や国際出張に忙殺されることが多くなってきていますが、今後は日本での講演も機会があり次第受けていこうと思います。乞うご期待!

        • 再掲させていただきます-------

公開市民講座

日 時: 9月10日(土)13:30 〜 16:00
会 場: 日本大学 国際関係学部 三島駅北口校舎 大教室
テーマ: 日本遺伝学会第88回大会公開講演会 「生き物の多様性の謎を遺伝子から読み解く 」
本市民公開講座は、JSPS(科学研究費補助金)16HP0026の助成を受けたものです
*参加無料、申込不要 当日会場までおいでください。
概要
 地球上には様々な生き物がいます。一見すると役に立たないような生き物も、実は薬を作るのに役立ったり、生態系を健全に保つことに重要だったりします。これら多様性は、生命が誕生してから現在に至るまでの長い進化の歴史を経て形作られてきたものです。生き物の進化の謎を紐解く進化生物学は、三島市国立遺伝学研究所の木村資生博士や太田朋子博士をはじめとする世界的研究に始まり、分子生物学の発展、近年のゲノム技術によって急速な進展を見せています。本講演会では、多様性をめぐる謎に対して、最新技術を駆使して探求する研究者5名が講演を行い、多様性の進化学の最先端を紹介します。

講演者と演題(予定)

①氏名 斎藤成也(国立遺伝学研究所・教授)
「 がらくたから宝が生まれる -ゲノム進化のふしぎ-  」

②氏名 颯田葉子(総合研究大学院大学・教授)
「 環境と五感 -五感の遺伝子の進化-    」

③氏名 北野 潤(国立遺伝学研究所・教授)
「 新しい種はどうやってできる? -トゲウオを例に-    」

④氏名 田村宏治(東北大学大学院生命科学研究
「 鳥はどれくらい恐竜か?-発生学から見た鳥類と恐竜類の関係-    」

⑤氏名 五條堀孝(アブドラ国王科学技術大学・教授)
「  紅海の微生物遺伝子の千夜一夜物語        」


受付とクローク/昼食
 
●受付とクローク

クロークを設置いたします。尚、クロークに預けた荷物は、必ずその日のうちにお引取りをお願いします。

●昼食につきまして
 
大学の食堂が7階にあり、ご利用いただけます。