啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

男女共同参画


 12:15−13:45 男女共同参画ワークショップ(W10)「優れた科学の芽を皆でサポートするために 〜バイアスを越えて〜」で、冒頭の会長挨拶をしました。
 以下の2題の講演が行われました。
○大坪久子教授 (日本大学薬学部薬学研究所、元日本大学女性研究者支援センター長)
「Beyond Bias and Barriers ”― 研究者をとりまく「偏り」と「障壁」を知る―」
○稲葉カヨ教授 (京都大学大学院生命科学研究科、京都大学女性研究者支援センター長)
「女性研究者支援・システム改革加速事業の推進と京都大学の取組」

日本遺伝学会では、松本悦子幹事(お茶の水女子大学教授)のリーダーシップで男女共同参画を推進してきています。
 このワークショップもこの学会の伝統になってきたところも出てきました。
 ただ、保育所を開設しても実質的な利用者が極端に少なく、今年から5万円を上限に支援費を出すようなことも始めました。
 問題点の認識はかなり出来てきているものの、本当のニーズにまだ応えられていないことも多く、この掘り起こしと適切な対応が今後の課題かもしれません。