啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「頑張ろう 日本!」の頑張り方

 いま、私たちの周りには、「頑張ろう 日本!」、「絆」、「日本はひとつ!」など、われわれ自身を勇気づける言葉であふれています。
 「911」後の米国では、至る所に星条旗を掲げていました。実際、現地にいたとき、当時のほとんどの走る車が星条旗の小型フラッグをつけていたのを覚えています。
 レストランなどの「フレンチ・フライ」も、ワシントンDC地域では、「フリーダム・フライ」に名を変えました。
 このように、911直後の米国は、極端な愛国主義に走った状況がありました。それを、当時のフランスが嫌ったのでしょう。米仏が最もギクシャクしていた時代でも、ありました。
 いずれにしても、米国の911直後当時の状況に比べると、今の日本の状況はまだ冷静で、前述したような勇気づける標語も健全なように思います。
 しかし、「頑張ろう、日本!」で、一体何を頑張ったらいいのか? 今の自分の立場や仕事を一生懸命頑張ることは、それ自身としては立派なことではあるけれども、それで将来の方向はどう見えてくるのか?