啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(木)介護指導

誰でも歳をとることは分かっているけど、どう老いていったらいいのかは誰も分からないし、若い人は自分は関係ないと大抵思っています。
でも、「どう老いていくか」という問いは、「どう生きて行くことに」という問いと同値だから、後者の問いは世代を越えた人間みんなの問いでもありますね。 最近、介護指導というのを受けました。初歩の初歩の教習と思います。車椅子からベットへの移動介助や手摺りを使った歩行訓練の補助の仕方を習いました。そこで、一番感じたことは、「健康の大切さ」というより「健常者の奢り」に対する反省でしょうか?
 仕事だけに没頭できる時間の素晴らしさ、特に研究は自分の好きなことを勝ってに行うことの素晴らしさ!しかしそのためには、その環境や時間を支えてくれている多くの人達がいることを忘れてはいけないんですよね。しばしば、自分を支えてくれている人達は、目には直接見えないことが多々あって、本当によく考えておかないといけないと思います。