啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ハイパーインフレ

ハイパーインフレとは、猛烈なインフレ。日本にこの到来を恐れる警告が散見されるようになりました。財政危機の行き着く先は、ハイパーインフレでしょうか?ハイパーインフレーションとは、・・・ 「猛烈な勢いで進行するインフレーション。ケーガンによる定…

山中教授がノーベル賞受賞

予想通り、iPS細胞の作成に成功した山中伸弥教授がノーベル賞医学生理学賞を受賞しました。2006年の論文発表からわずか6年、例外的に早い受賞となりました。同じ生命科学者というより、日本人として非常に嬉しいニュースですね。

人間関係の再構築

一般に「会社人間」と言われれている人は、いったんその会社と関係なくなると、ほとんど持っていた人間関係がなくなり、もう一度一から人間関係を再構築して行かねばならないと言われます。 あるテーマに基づく人間関係は、そのテーマが崩壊してしまうと、人…

欲望の赴くままに

何かを成し遂げようとするとき、どうしても動機(モチベーション)とともに、刺激というか誘因(インセンティブ)が必要です。 その動機や誘因が、本能や欲望に裏打ちされている程、成し遂げるときの入れ込みかた(コミットメント)が強くなります。 モチベ…

3連休も論文書きに明け暮れて

昨夜は、ほとんど過労気味で、ダウン。幸い、今朝は体調回復で、論文書きに邁進です。でも、息抜きを時々しながら、行います。頭がオーバーヒートで働くならないように気をつけながら!

CREST海洋微生物プロジェクトのサイトビジット

JSTで行っているCREST「海洋微生物メタゲノム解析」プロジェクトのサイトビジットが、本日ありました。小池総括と、アドバイザーの西田先生、そしてJSTから加藤さんの訪問がありました。 プロジェクトの進捗を現場で直接に把握するため、小池総括がCRE…

佐藤君、頑張れ!

教授自身の一番興味をもっているテーマである、神経系や感覚器の起原と進化にも通じます。また、佐藤君の本来の興味の魚類関連の生態遺伝学にもぴったりです。研究室のみんなの議論が盛り上がり、教授の発表の時間をも食いつぶしての1時間を超えるものになっ…

DDAセミナー

教授の研究室では、定期的なジャーナルクラブのセミナーとともに、研究の進捗報告として2週間に1回セミナーを行っています。これが、DDAセミナー(DNA Data Analysis Laboratory Seminar)です。遺伝情報分析室とい名称から「DDA」と名付けられたものです。…

モニタリングとゲノム解析

最近、「ビッグデータ」問題との関連で、ゲノム解析にモニタリングを導入することの重要さとその問題点をよくお話します。とくに、「メタゲノム解析」の将来はモニタリングにあると考えています。 時間経過をリアルタイムでとりこんだメタゲノム解析。とくに…

センサーロボット・モニタリングロボット

直接に人間の動きをサポートするロボットの研究開発は、非常に目立って進展がよく報じられますが、センサーやモニタリングを主とする「ロボット」は、すでにいろいろなところに浸透しているようです。もちろん、「ロボット」の言葉の定義にもよりますが、確…

「ロボット」の語源

「ロボット(robot)」の語源が、チェコ語の「強制労働」を意味する言葉とは知りませんでした。それも、旧チェコスロヴァキアの1920年(wikiでは1921年)に発表された戯曲「R.U.R」が始まりで、命令に従って動く人造人間につけられた名称が「ロボット」であ…

日本学術会議バイオインフォマティクス分科会

本日、日本学術会議バイオインフォマティクス分科会(委員長:美宅名大教授)で、とてもいい議論がなされました。

「国立情報生物学研究所」構想の意義

もちろん、そのスコープや設立の意義などを考えねばなりませんが、この分野の慢性的な人材不足やロングタームのキャリアパスの確立など、一気に解決できる切り札を他には見当たらないことも事実です。 このとき、英語名的には「National Institute of Comput…

「国立情報生物学研究所」構想

最近、いろいろなところで、日本でいうバイオインフォマティクスの、欧米でいうところのComputational Biologyの国立研究所への待望論を聞きます。そういう国立研究所の設立を、「このような国家的な財政難のおりに、なんと不見識な!」とお思いの方々も多い…

バイオインフォマティクスとComputational Biology

「バイオインフォマティクス」というと、日本では非常によく知られた研究分野で、どちらかというと 様々な生命情報を分析するための解析ツールやデータベース構築をおこなう研究分野というイメージが強いようです。もちろん、この分野の専門家の方々でも、そ…

Teach-in

このような自由形式の討論会を、学生運動華やかなりしころ、「ティーチイン」と言っていたと思います。もちろん、政治的なテーマが多かったティーチインでしたが、このような研究テーマやそれに関連する多くの課題を、このように議論していく重要性を節に感…

構造生命科学プロジェクト交流会グループ討議

神戸での文科省主催で行われた研究開発施設共用等促進費補助金(創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業)「創薬等支援技術基盤プラットフォーム事業」、いわゆる構造生命科学プロジェクトの交流会の最終日でした。 この最終日は、研究成果の活用、知的所有…