最近、「ビッグデータ」問題との関連で、ゲノム解析にモニタリングを導入することの重要さとその問題点をよくお話します。とくに、「メタゲノム解析」の将来はモニタリングにあると考えています。
時間経過をリアルタイムでとりこんだメタゲノム解析。とくに、海洋環境の微生物多様性に注目してそれを実現しようとしているのが、教授が代表で行っていますJSTのCRESTのプロジェクトです。その鍵になるのがそのようなモニタリングを可能とする自動測定装置。
まさに、ロボット技術とゲノム解析が融合する機器開発が、新たなイノベーションを産んでくる強い予感というより期待感を持っています。