啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「国立情報生物学研究所」構想

 最近、いろいろなところで、日本でいうバイオインフォマティクスの、欧米でいうところのComputational Biologyの国立研究所への待望論を聞きます。そういう国立研究所の設立を、「このような国家的な財政難のおりに、なんと不見識な!」とお思いの方々も多いと思います。
 でも、国立遺伝学研究所が設立されたのは、1949年の昭和24年のこと。つまり、1945年の昭和20年に太平洋戦争終戦からわずか4年後のことになります。戦後の動乱を引きずりながら、食糧不足もまだ十分におさまらない状況での国立遺伝学研究所の設立でありました。