啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「ロボット」の語源

「ロボット(robot)」の語源が、チェコ語の「強制労働」を意味する言葉とは知りませんでした。それも、旧チェコスロヴァキア1920年wikiでは1921年)に発表された戯曲「R.U.R」が始まりで、命令に従って動く人造人間につけられた名称が「ロボット」であったとのこと。
 しかし、もともとは機械的なものではなく、今でいう「アンドロイド」、「ニューマノイド」、「バイオロイド」に近いものであったそうです。

(参考引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88) 
チェコスロヴァキア(現在のチェコとスロヴァキアになる前の国)の小説家カレル・チャペックが創作し、1921年に発表した戯曲『R.U.R.』の中で使用したものが広まり、一般的に使用されるようになった。ただし『R.U.R.』に出てくる「ロボット」は機械ではなく、現代で言うバイオロイドである(「生きている」化学物質を加工したパーツを組み合わせた、機械に近いもの)。語源はチェコ語で「労働」「強制労働者」を意味するrobotaとされている。また、チャペック曰くロボットの着想にはゴーレム伝説が影響している。
 なお「ロボット」という言葉を作ったのはカレル・チャペック自身ではなく、カレルの兄で画家のヨゼフ・チャペックである。カレル・チャペックがR.U.R.のあらすじをヨゼフに話し、彼にどのような名前にしたらよいだろうかと聞いてみたところ、ヨゼフが口に絵筆をくわえてもごもごとした口調で「ロボット」はどうだろうかと答えたという。」