啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

W-H Li教授が来日

 Wen-Hsiung Li (ウェンシャン・リー)博士は、シカゴ大学教授で台湾のアカデミアシニカの生物多様性研究所の所長でもありますが、本日ご夫妻で来日しました。
 シカゴ大学でも、DNAの2重らせん構造の発見者であるJim Watson博士の名前を冠した「ジムワトソン教授」という特別な教授ポストを授かっています。今回、九州大学で開催される日本遺伝学会大会のシンポジウムで講演するため、来日されました。
 リー博士は、米国のナショナルアカデミーの会員でもあり、教授の長年にわたるメンターのひとりです。 
 シンポジウムは、「アジアの植物遺伝学」というタイトルがついており、昨年設立されたアジア遺伝学会の拡大版として企画され、リー教授は「トウモロコシのトランスクリプトーム解析」という演題で講演します。