啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

日本遺伝学会第82回大会(九州大会)初日

 日本遺伝学会の第84回(2012年)大会が、九州大学医学部キャンパスの百年講堂で明日(9月24日)から始まりました。
 九州大学生体防御医学研究所の中別府雄作教授を大会長に、矢原徹一副大会長・関口睦夫顧問・佐々木裕之事務局長・舘田英典プログラム委員長という豪華な布陣でした。
 中別府大会長の陣頭指揮の下、数々の新企画が満載です。Epigeneticsの国際シンポジウムと公開講演会を皮切りに、アジア遺伝学会設立第2弾の「アジアの植物遺伝学」・学生企画「Contemporary Evolution」、これに加えて2つの一般公演の国際セッションと、英語だけの講演セッションを増やし、国際化への布石をしっかり敷いた大会になっています。とくに、アジアを見事に照準に据えた戦略です。
 これに、幹事全員の寄付金に加えて石和貞男前会長の大型寄付をいただいて、分野別に若手を居酒屋に招いての交流会の実施と、非常に魅力的な企画です。
 教授が4年務めた学会長の最後の大会でもあります。