啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ネアンデルタール人と現生人

二つの「種」が、どう交雑しどういう鮮烈な生存競争を繰り広げながら、現生人へ交代していったのか?そのときの自然環境はどう影響したか? 非常にロマンに満ちながらも、そしてその方法論さえ争論になる困難さをかかえながらも、自分達が現生人である以上、…

遺伝研研究会「旧人と新人の交代劇」

青木東大教授(人類学教室)の企画で、教授が遺伝研内の代表となって遺伝研・研究会を開催しました。 日本全国から関係の研究者の方々が参集され、遺伝研内からも参加いただいて、とてもいい研究会となりました。まもなく、プログラムを載せておきます。 皆さま…

袴田事件

世間は、北朝鮮の長距離ミサイルの発射かどうかで騒がしくなっていますが、袴田事件のDNA鑑定が重要な局面を迎えています。

ウグイスの鳴き声は「求愛」あるいは「縄張り宣言」?

娘の素直な質問に自信をもって答えたのに、「あれ、本当に「縄張り宣言」だったけ?たしか、ホトトギスの鳴くのは縄張り宣言でだったので、混乱したかなあ」と急に自信がなくなりました。 そこで、wikipeidaで「ウグイス」の項をみると、「ウグイスの鳴き声…

ウグイスの鳴き声

自宅近くの林から、ウグイスの鳴き声が頻繁に聞こえるようになりました。特に、朝は非常によく鳴き声が聞こえます。 いわゆる「ホーホケッキョ」のあの鳴き声です。もっと正確には、「ホーーホケキョ」か「ホーホホケキョ」でしょうか? 久しぶりに自宅に戻…

木村克美先生へのインタビュー

故・木村資生先生の実弟である木村克美先生に遺伝研の教授の研究室に来ていただきました。 木村資生先生についての記録を残そうと、インタビューをしてビデオに記録しました。約1時間半を超える長丁場でしたが、いままで知られなかった木村資生先生の若き日…

教授会議・専攻委員会

朝から午後遅くまで、教授懇談会・教授会議・専攻委員会の会議詰めでした。

インカ帝国展

マチュピチュ「発見」100年・インカ帝国展(インカの謎が、やってくる)が、国立科学博物館(東京・上野公園)で3月10日(土)〜6月24日(日)まで行われているとことです。 とくに、日本人はインカ帝国が大好きで、現地への多くの日本人観光客も詰めかけるとのこ…

団体旅行の復活

最近、新幹線や主要なJR駅で、熟年の方々の団体旅行を頻繁に見かけます。海外でも、そうです。修学旅行はもちろん時々見かけたり、若い人達のいわゆる「卒業旅行」もたしかに見かけるのですが、熟年の方々の団体旅行は少し雰囲気が異なります。 どこか過去に…

「人生は年中無休」

2012年2月9日(木)日経新聞の夕刊のコラムに、カレーハウスCoCo壱番屋創業者の宗次徳二(むねすぐ・とくじ)氏のことが載っていました。 63才にして平均睡眠時間4時間。「休むのがもったいなくて仕方ありません」というコメントともに、「人生は年中無休」という…

福岡へ

この日、朝から新幹線で博多に向かいました。介護の訪問はまだ続きます。

青色で書いた「赤」

安西祐一郎先生の岩波新書を読み終えました。すこし、認知科学における情報処理システムとしての考え方が、よくわかりました。 少し、過去の人達の業績のまとめの列挙的な部分もありますが、私は非常によく書かれている本だと思いました。 青色のペンで書か…

ご一行様

ご存知、「しげの家」の芹沢さんが6人の客人を一般公開に連れてきていただきました。あまり長い時間ではありせんでしたが、楽しんでいただけたようでよかったです。佐藤研究員が、いろいろとご一行を案内してくれました。佐藤君、どうもありがとうございました…

いい議論

一般公開の進捗をウォッチしながら、9:30-12:30にKさんといい議論ができました。 まだまだ面白い問題が多々あります。ただ゙、「とにかく、ゲノムを決めれば、何かが分かる」というパラダイムは、明らかに終焉を迎えつつあります。 まずは、いい問題を設定しま…

クラゲの展示

教授の研究室では、野澤助教を筆頭に、金城・佐藤・森・村岡の各研究員が一般公開の展示などで頑張ってくれました。これに、池尾さんが援護。お陰さまで、いい感じで終了できました。 皆様、どうもありがとうございました。 また、佐久間スタッフも朝から夕…

2年越しの遺伝研・一般公開

昨年は東日本大震災のため中止されていた国立遺伝学研究所の一般公開が、4月7日(土)9:00−16:00で行われました。 ちょうど桜のソメイヨシノも満開。午前中の天気はよかったのですが、午後は気温がかなり下がってしまいまさた。それでも、多くの…

清水講師の「地域公衆衛生」論

地域に密着した徹底した現地調査によるインフルエンザなどの感染調査の重要性が広がっています。新興・再興感染症ウイルスの問題の重要性は言うまでもないですが、その予防のためには地域に根ざした現場主義が必要です。そのためには、地域にどう役立つのか…

構造生命科学の会議

ついに、創薬等技術支援基盤プラットホーム事業「構造生命科学」の教授が代表の情報拠点プロジェクトが正式に合格となり、その関係会合が14:00-16:00文科省でありました。

CREST連携会議

教授がCREST代表になって4ヶ月。各分担機関のお陰で、順調に始まりました。 10:30-13:30東京・八重洲にある遺伝研のNBRPオフィスで、CRESTの代表間連携会議が行われました。小池総括の下、教授のチームと海洋研の木暮チームとの連携が議論されました。

いつでも「ときめき」を!

サラリーマン川柳「ときめきも 四十過ぎれば 不整脈」とならない人生を送ろう!

覆面の売り出し方

シルエットだけの覆面歌手「GILLE」がメジャーデビューするというニュースがありました。 インターネットの戦略的な使い方の典型例でしょうか。 http://video.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&p=Gille

安西祐一郎著「脳と心」

慶応義塾大学・前塾長の安西祐一郎先生が書いた岩波新書「脳と心」は、認知科学の入門としては、非常によく書いてある本です。 認知科学における「情報」の定義。「愛着」の意味。いろいろと考えさせられる論点がきちんと書いてあります。

小石丸

「皇后陛下喜寿記念特別展覧会」が、皇居の大手門を入ってすぐのところの宮内庁・三の丸尚蔵館で開催中でした。会期は平成24年3月3日(土)〜4月8日(日)(休館日:毎週月・金曜日、開館時間:午前9時〜午後4時15分(入館は4時まで)。 純国産の蚕「小石丸…

朝7時博多発の「のぞみ」号

朝7時博多発の「のぞみ」号で、名古屋経由で三島へ。そのまま研究所。 この朝7時博多発というのが、結構きついのです。早朝5時には起床。頑張りましょう。

三島市講演会の宣伝

三島市の豊岡市長に頼まれて、財団法人・遺伝学普及会との共催で遺伝学講演会が開催されることになりました。 先日、報道されましたシーラカンス・ゲノム解読の東京工業大学の岡田典弘教授とともに、一般講演会を日本大学国際関係学部の三島駅北口校舎の竣工…