啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

遺伝研運営会議が開催される

その運営委員会です。関口睦夫先生、菅野純夫先生、館田英典先生、西田栄介先生が、所外から来ていただきました。

水産研究センター小林敬典先生がお顔を見せる

いつもお世話様です。小林先生は、バイオリソース事業運営委員会へ、教授は、研究所の運営委員会へ。

岡山大学・T教授がご来室

T教授は、サツマイモを始め様々な植物で、ゲノムワイドなレトロ型トランスポゾンの分布から品種同定のDNA鑑定を可能とする画期的な方法を編み出し、活躍中の研究者です。 いい共同研究ができればということで、三島によっていただきました。 O秘書スタッフの…

Dr. Richard FuのRNA-Seqデータ解析と研究室評

Dr. Richard Fu at NCKU(国立成功大学)は、共同研究のため、Prof. Howangの研究室から来訪した研究員の方です。 彼は、34,5歳とまだ若く、またCambridge大学でPh.Dを取得していることもあって、英語も得意でコミュニケーションも全く問題もありません。 彼は…

(火)Dr. Richard Fu at NCKU滞在

Dr. Richard Fu at NCKUが、共同研究で台湾から来日し、教授の研究室に滞在してから1週間が経ちました。

(月) Morris Goodman博士死去

本日、Wayne State University School of Medicineから手紙をもらい、Morris Goodman博士が本年11月4日に86歳で亡くなったことを知りました。非常に残念なことです。 若い方々には、Morrisは、Molecular Phylogenetics and Evolutionのfounding Editor…

今年の3点

朝日新聞朝刊2010年12月19日刊(日曜版)に、『書評委員の薦め「今年の3点」“知の森深く分け入る” 』という表題の全2面記事が載っています。 そこには、私の尊敬する友人の辻篤子さん(朝日新聞論説委員)が今年のお薦め3つの本を紹介していて、非常に興…

(日)辻篤子氏:2010年の推薦書(朝日新聞)

朝日新聞の書評委員による今年の読書推薦3点が掲載されています。

芦ノ湖の英語標記

(土)ピョンヨン島と芦ノ湖

北朝鮮の砲撃を受けてすっかり有名になったピョンヨン島。

ベッドに伏す。

(金)原因不明の症状

いま、福岡です。寝たきりの一日でした。

12月16日(木)。

(木)12月16日

本日です。

12月15日(木)。

(水)12月15日

本日です。

The 2010 Act of Genomics and Personalized Medicine

米国のこの法案は、ある意味で画期的です。 特に、専門のofficeを創設したことは特記すべきことです。 つまり、Secretary of the StateにこのOfficeを置いて、ゲノム関連の予算や活動の指揮を一元化するということのようです。 どこまで実効の力があるかにつ…

ゲノム関連の研究開発をめぐる世界の動向

ちょっと、次世代シーケンサーの技術革新に目を奪われていたら、日本がもう欧米には追い付けない前に進んでいたように思います。 特に、米国とカナダの動きは、非常に重要と思います。 意見交換から、少し重要な動きを逐次発信していきたいと思います。

夜行特急列車

「みずほ」や「さくら」といえば、約10年前まで現役でその後廃止になり、30年程前には教授も大変お世話になった九州(博多・長崎・熊本・鹿児島)と東京を結んだ夜行特急列車でした。そんなノスタルジックな名前が、新幹線で復活するとは・・。やはり、何か隔世の…

九州新幹線

本日は、博多から新神戸まで新幹線のぞみ号、さらにひかり号に乗り継いで三島に向かいました。博多では、2011年3月の九州新幹線が東海・山陽新幹線と直結されることから、「みずほ号」や「さくら号」という名前の新幹線が就線予定で、大きなキャンペーンをやって…

エセサイエンスの排除と信頼ある社会発信

一方、とんでもなく間違えた解説や全く学術論文も書かないサイエンティストの独断の珍説がまことしやかに流布しやすいのも、この分野であります。 やはり、キチンとした科学ジャーナリストの皆さんと信頼できる科学者が手を組んで、社会に発信し続けていくの…

進化研究がもつ知的エンターテイメント性

その意味では、生物進化の研究は、知的エンターテイメント性に非常に富んでいます。 お約束の恐竜ストーリーはもちろん、最近のひ素細菌発見のニュースのような生命の起源から、新種新原人の発見やネアンデルタール人ゲノム解析のような人類の進化に至るまで…

エンターテイメントとしてのサイエンス

実は、サイエンスには、このエンターテイメント的側面が多分にあります。そして、単に自身の教養を高めるだけでなく、そのことから「夢や希望」をもち、できることなら明るく未来志向の人生観や世界観を持つことのできるエンターテイメントです。

「夢も希望」も消費財

それにしても、この「あかつき」の社会的話題性の高さと、失敗しても多くの人達に希望や夢を与え続けられるのは、何でしょうか?金星のことが分かったところで、明日の通勤に役立つ訳でもなく、地球の何十億年の未来が見えたところで何の実務上の直ちの役にも…

失敗も研究のうち

研究開発は、研究ですので、失敗はつきものです。 したがって、「あかつき」の失敗は、研究者・技術者が全力をあげたものなら、その失敗から多くのものが得られますので、それなりに価値のあるに変わりはありません。 つまり、金星軌道投入には確かに失敗しま…

知的エンターテイメントとしてのサイエンス

国費158億円が泡と消えたといいながら、世間の風当たりはあまり強くないようです。 「はやぶさ」の感動的な地球帰還の余韻があるものの、「あかつき」の失敗に対する社会的寛容性は、ライフサイエンスに疾患治療や健康予防などの実用への応用がいつも大きく期待…

金星探査衛星「あかつき」の失敗

JAXA発表で、金星探査衛星「あかつき」の金星軌道への投入に失敗。

新神戸の悲劇

本日の分子生物学会大会での予定やいろいろな人達との会談も終わり、教授はまた実家の福岡に一人向かうため、山陽新幹線の夜汽車に乗りました この日は、何故か忙しくお昼も食べられないまま、またルミナリエなぞは見るべく暇もなく、神戸ポートピアから三宮…

ビッツ(株)バイオテクノロジーセミナー

本日正午からあったビッツ株式会社提供の次世代シーケンサー情報解析のセッションは、立ち見ができるほどの大盛況で、入り口付近で少し聞いただけで、入場を諦めて帰りました。 また、DDBJの中村保一教授とDBCLSの坊濃さん企画のデータベース関連のセッショ…

ポスター発表

国立遺伝学研究所の教授の研究室からは、金城その子さんがポスター発表していますし、BIRCからもかなり出しています。ぜひ見てあげてください。