啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(土) パンデミックで自分や家族を守るには、医療従事者や災害救助者を優先的に守ること!

 飛行機に乗ると、離陸直前に法律上の義務で運航上の安全対策のビデオを見させられます。その中で、緊急時の酸素マスクは必ず自分が先に装着して、その後子供に装着してあげることが指示されます。

  新型コロナウイルス(Covid-19)のパンデミック状況においても、マスクにしろ消毒用アルコールにしろ、医療従事者や災害救助者の方々に優先して配布しなければ、患者を診るお医者さんやそれを助ける看護師さんが感染して動けなくなり、患者さんを助けることができません。開業医の中には、マスクはようやく流通に行き渡ってきているようですが、消毒用アルコールが入手できず仕方なく閉院も視野に入れなければならないところもあると聞き及んでいます。

 ここは、「パンデミックで自分や家族を守るには、医療従事者や災害救助者を優先的に守ること!」という基本理念を固持することが必要に思います。特に、赤ちゃんや小さなお子さんを持つ親にとっては一見難しいことでしょうが、よく考えると納得が行く基本理念(モットー)ではないでしょうか。

 おそらくこの記事が公開される頃には、米国でトランプ大統領が「非常事態宣言」を米国で宣言しているでしょう。また、日本も「特措案」が国会を通過したので、良し悪しは別として、日本も総理大臣による「非常事態宣言」が近いうちに発せられる可能性も高いと考えられます。その時だからこそ、買い占めや買い置きの問題などを回避して、この理念のもとに冷静に行動することが、自分と家族を結局は守ることになるということを留意しておきたいものです。