昨日、2020年5月25日(月)の安倍晋三総理大臣の「非常事態宣言」の全国一斉(残りの特別警戒地域)の解除の記者会見において、日本における新型コロナ対策を「日本モデル」として、国民に感謝するとともに、わずか1ヶ月半で感染禍を終息に向かわせたと自我自賛しました。
これは、この先に第2波や第3波が来る可能性があるとしても、新規感染者数や死亡者数を見る限り、安倍晋三総理大臣が言っていることは間違いではありません。
朝日新聞デジタル版の2020年5月26日(火)11:00発信の記事によりますと、
「「不可解な謎」 欧米メディアが驚く、日本のコロナ対策」
という見出しのもとで、コロナ対策に於いてやることなすことすべてが間違いように見えたのに、どうして日本は感染拡大の防止に成功したのだろうと、欧米やオーストラリアのメディアが不思議がっているというのです。
「何から何まで間違って…でもなぜ日本の感染拡大は広がらなかったのか、欧米メディアが注目しています。専門家はどう考えるのでしょうか。」と、この記事は伝えています。
これは、外から日本を見ていると、「本当にどうしてこれで感染対策が成功したんだろう?」と、大いに不思議がるのが分かる気がします。
その理由として、日本人は衛生観念が徹底されているとかなどが挙げられているようですが、このパンデミックが落ち着いたら、この「日本モデル」は、国際的に科学的な検証がきっと求められるでしょう。