新型肝炎コロナウイルスのパンデミックは、中国の武漢かから世界的な広がりを見せようとはしていますが、感染者のこの時点の数字からすれば、ハイリスク国は中国であり、中国全土というよりは武漢を取り囲む地域という方が正しいように思われます。
実際、現時点での中国の感染者数は約14000人に対して、第2位は日本ながらも感染者数はわずか20人です。これからしばらくの間、中国はもっと増えていくでしょうが、関係者の懸命な努力もあって日本の感染者の数の増加は現在のところそんなに急激には予想されていません。
そういう状況の中、教授が主務とするサウジアラビアの大学KAUSTで全学の通知が、健康安全部門から発表されました。これによりますと、日本を含むアジアの数カ国(現時点で感染者数10人以上)への全面渡航禁止そしてそららの国々からの来訪者禁止ということになりました。
2月には日本に帰国して、会議出席や大きな講演の予定などが既に入っているので、これでは帰国できないことになってしまい、大変困った状況になってしまいます。
本学の関係部署にも問い合わせたり、上層部と交渉したりを始めたりしましたが、状況的には非常に厳しそうです。
非mそれにしても、「どうして日本がハイリスク国?」と、聞きたくなってしまうのは、教授だけでしょうか?