啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(土) 大学キャンパスの剪定活動の再開

 教授が主務とするサウジアラビアの大学KAUSTでは、今朝より本格的な大学内植木や芝生の剪定活動が再開されました。

 常時ゴーストタウンのようになっていた大学キャンパスには、まだ休日の午前7時台というのに、何本も並木のように立ち並ぶヤツメナシの樹木に登っての剪定作業がもう終わろうしていましたが、多くの労働者の人々が地上も含めて働いていました。

 毎朝のウォーキングの途中に久しぶりのに多くの人が働くのをみたように思います。

  サウジアラビアの感染者数は1万人を突破してきていますが、その85%は外国人労働者という実態が浮き彫りになってきています。低賃金で働く外国人労働者の人々の衛生環境も劣悪ではないものの、サウジ人の人々よりはあまり良くないので、今後の対処の仕方が難しくなっています。そんなことを考えながら、この国の持つ社会構造と日本を比べながら、将来的な社会の在り方もコロナ後に議論されてくるのかもしれませんね。