啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

余った白菜でチキンソーセージ鍋

ふと冷蔵庫を見ると、もう直ぐに朽ちてしまいそうな白菜の半束が、「早く食べてくれよ!」と主張しているかのような形状で、目につきました。
今日は、今週に日本から戻って、そのまま出勤して授業したりしていたので、待ちに待った休日でもあったのです。
白菜を生で食べたという話も聞かないし、買ってかなりの時間も経っているし、ここは「鍋」するしかないと一大決心!
そう、そうなんです!料理とかいう高級な人間の営みに、作るより食べることにしか興味のない人には、「料理を作る」というのは苦痛以外の何物でも無いのです。また、調理しながらも、美味しいものを作ろうという意図よりも、どう洗い物をしてどうゴミを捨てるかばかりを念頭におきながら作業を進めてしまうので、美味しいものができるはずはないのです。
それを分かって「料理をしよう!」というのですから、確かに「一大決心!」となるのです。
とにかく、鍋に水を入れ沸騰させ、洗った白菜を入れて煮込むのですが、味付けは各種「鍋の素」があるので問題ないとして、一番の主役となる具に何を入れるかです。鍋を火にかけながらも(オール電化ですけど)、冷凍庫の中を漁り続けますが、適当なものがなかなか見つかりません。確か、具材としての一番候補の冷凍エビがあったはずなのに、行方不明。豚は持ち込み禁止なのでないとして、チキンはないかと探すけどありません。肉ステーキのみ。もう〜、どうすらいいのさ!と、そのときチキンソーセージが目につきました。
「ソーセージは豚に限る!」と、サウジに来て学んだ新たな教訓であったはず。でも、白菜だけで「鍋」を作ったと言えるだろうか、と、あたかも高級な哲学的なテーゼを否定するがごときの自問自答。具材なるべく
もう答えを自分で出す前に、この冷凍チキンソーセージは、具材なるべく、電子レンジの中に放り込まれておりました。
ということで、無事に「チキンソーセージの白菜鍋」(自分流で勝手につけた料理名)完成と相成りました。
早速の試食に、「これはうまい!」と、自画自賛
まあ、なにはともあれ、よかった!