啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「水樹奈々・考」ー世代間ギャップに鈍感な世代

b) サウジアラビアの国としての平均年齢が27歳であるように、この地域で飛行機に乗ると必ずと言っていいほど赤ちゃんが二人以上はかなら乗り込んできます。その赤ちゃんの泣き声が機内にしょっちゅう鳴り響いています。日本のような静かな機内ではありません。一方、日本で通勤列車に乗って、若い人が年配の人に席を譲りたくても、年配の人が多すぎて、どの人に譲っていいか分からないという冗談にもならない本当の話があります。
この「水樹奈々」現象を、上の世代のどのくらいの人達を知っているのか大いに疑問に思います。つまり、教授のような世代は、意識して下の世代にアンテナを働かせていないと、「置いていかれる」というのとは全く異なる意味で、このいびつな人口構造からくる「超世代ギャップ」が将来問題になってくる可能性が出てくると思われます。