啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

移民問題を真剣に考えるとき

少し古い資料になりますが、「平均寿命が伸びる一方で、日本の人口は現在の1億2800万人から2050年には9700万人にまで減少。とりわけ深刻なのが15歳から64歳までの「生産年齢人口」の減少。生産年齢人口を維持するためには、2050年まで年間約64万人の外国人・移民の受け入れが必要と予測。」(2005年経済財政白書)とされています。
現在の少子化や人口減少による影響は深刻で、もう30年もすると東京の山手線の朝の通勤ラッシュもうそのようにガラガラになってしまうとさえ言われています。つまり、労働人口の激減が予測されているのです。
これに対しての解決策がいろいろ議論されていますが、一番即効で有力視されているのが、海外からの移民の受け入れです。これには、実現までに解決しておかねばならない問題が山積していますが、実際的には待ったなしで進行していくものと思われます。