啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2050年までに日本の人口は4300万人が減少

2015年6月14日(日)のサウジ時間で午後10時半頃、CNN国際放送(CNN International)の「GPS」という人気番組で、日本の人口は2050年までに4300万人も減少してしまうと報じました。

すでにこの人口減少の予測は知ってはいたのですが、こういうこういう海外の国際放送で直に報じられると、「老齢化社会」の日本が、国際社会の中でいかに特殊な状況に置かれているかを痛感します。
実際的には、デンマークを代表とするヨーロッパ諸国が少子化・老齢化の道を歩んでいるのです。しかし、フランスのように子育て政策に手厚い手当を与えて、出生率の低下に歯止めをかけた好例も紹介されていました。また、アメリカ合衆国のように、移民よって高い出生率を保っている例も報じています。

65歳以上の全人口に占める割合も、日本は世界平均に比べてもずば抜けて高く、高齢化の深刻さは非常に大変な事態にあることが分かります。

(写真はいずれも、2015年6月14日午後10時半頃のCNN Internationalの番組「GPS」の画面より。:Citation credited: From the CNN International )