啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

映画「Interview (インタービュー)」とソニーのハッカー被害

ソニーへのハッカー被害が、北朝鮮によって行われたものと断定されたとの報道がありました。また、テロ予告によって、ソニーが公開予定だったコメディ映画「インタービュー」の公開中止を決めたことで、ハリウッドを巻き込んで全米レベルの大きな議論が起きています。

参考引用: 日経新聞インターネット記事
(http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGM18H4U_Y4A211C1EAF000/)
「 【ニューヨーク=稲井創一】ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)に対するサイバー攻撃を巡り、米捜査当局は北朝鮮の関与を特定した。米CNNが17日、伝えた。北朝鮮が問題視する映画を上映する映画館に対するテロ予告があったことで、SPEは同日、12月25日に予定していた公開を見送ると発表した。

 11月下旬にSPEが大規模なサイバー攻撃を受けた直後から、米連邦捜査局FBI)を中心に捜査を進めてきた。過去に韓国に対するサイバー攻撃北朝鮮の手口に似ていたことなどから、当初から北朝鮮の関与が疑われていた。CNNによると、米捜査当局は早ければ、18日に北朝鮮政府のために動いていたハッカーを批判する声明を出すという。

 SPEが25日に公開を予定していた金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー映画「ザ・インタビュー」を巡っては北朝鮮が公開に反発。上映を予定している映画館へのテロ予告が出され、16日はニューヨーク・マンハッタンで先行上映を予定していた映画館が上映中止を決めた。全米の映画館経営者が上映中止に傾くなか、SPEは公開見送りに追い込まれた。

 米国を舞台にした一企業に対する異例のサイバー攻撃は、北朝鮮の関与が特定され、両国の外交問題に発展する可能性が出てきた。」