啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

建設のスピード

KAUST (アブドラ国王科学技術大学)は、2009年にキャンパスの建設が始まり2011年に完成しました。こちらでは、建設の完成まで3年もかからなかったと言う意味で、「1000日」でキャンパスが完成したと言っています。
 そのキャンパスの巨大さを目のあたりに見るとき、つまり住宅や学校、病院、スーパーマーケット、ショッピングセンター、大きなスポーツセンター、立派なグリーンのゴルフコース、そして消防署までキャンパス内にあるような状況を認識するとき、これらがわずか1000日で建設されたとは信じがいと思う意味が分かります。
 一説によると、1日に、最高で8万人の人達がダブルシフトとかトリプルシフトとかいう8時間3交代の24時間体制で昼夜無く投入され、建設クレーンも約300台が同時に稼働したというので、「現代のピラミッド建設」と例えられる意味がよく分かります。