啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

サウジの「春」

サウジアラビアの教授の大学KAUST (King Abdullah University of Science and Technology: アブドラ国王科学技術大学)のキャンパスは広大です。以前にも何度か言及したことがあると思いますが、東京の環状線である山手線の内部面積のほぼ半分に相当する面積を、アブドラ国王科学技術大学のキャンパスは有しています。
この砂漠の国で、非常に緑に溢れたキャンパスを維持しているというのは、とても大変なことなのです。
それでも、今朝いつものウォーキングをしていると、キャンパスの美しさとともに、色彩のある風景であることに気づきました。非常に努力によって演出された「春」が、季節のないサウジアラビアにも来ていると思わせてくれます。
しかし、夜でも気温が30℃異常になる日も出て来ました。湿気も、日ごとに強まっているように思います。もうすぐ夏がそこに来ているのでしょう。5月末にはラマダンが始まります。四季のはっきりした日本とは異なる意味で、こちらの季節感も分かるようになって来ました。