Elsevier社(エルセビィア出版社)のBart Wacek博士が、昨夜に三島に到着し、本日研究室を訪問してくれました。
世界最大の出版社だけあって、ライフサイエンスが担当のひとりのWacek氏だけでも約40の学術雑誌の面倒をみているとのこと。
アムステルダムの本社も何度か訪れたことはありますが、彼はボストンが本拠だと言っていました。
オープンジャーナルの動きの本質は公的な資金で行われた研究成果を商業出版から取り戻すことにある、といった過激な原理主義を振り回す人達も当初はおりました。しかし、最近では、「オープン・ジャーナル」が、印刷物を出さない電子出版の意味に使われたり、投稿者がお金を払い読者は無料という事業モデルのことであったり、論文の掲載受理(アクセント)とほぼ同時に電子出版することであったりします。