啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

団塊世代の定年パート2

 1945年(昭和20年)に第2次世界大戦(太平洋戦争)が終戦を迎えた。1945年生の人達は、2005年に満60歳となり、当時の定年を迎えている。
 1947年から1949年生まれの、まさに「団塊の世代」の方々が、今年2012年で満63歳から65歳になられる。この 3年間に生を受けた人達は (データが若干古いが2004年現在)、全国で 680万人になるという。1951年生まれまでの世代を加えると 1092万人になり、全人口の約1割近くにあたるという。(引用web siteを参照。)
 「桃太郎のビジネスコラム 78 〜団塊世代のカジュアルブランド〜」の若干古いブログ記事によると、
「これらの人達が 2007年から企業をリタイアし始めている。東京都内には95万人の団塊の世代が暮らしていると云われる。 95万人分の通勤交通機関は不要となり、駅の売店を始め周辺ビジネスは大打撃である。
 同様のことが日本全国でおこり、就業人口の減少によりオフィスでは余剰スペースが発生し、 工場では技能の伝承が途絶え、その周辺ビジネスも激変すると予測される。
 1951年生まれが一般の定年に達する2012年頃(今年)には、その変化が顕著になる一方、日本社会は新しい流れが起きていると思われる。団塊の世代は数のパワーで、それぞれの年代に応じて日本を変えてきており、この世代は鬼籍に入るまで日本を変え続けるだろう。」
 興味深いことに、堺屋太一氏が講談社より「団塊の世代」を上梓したのは約40年弱ほど前になるという。
(引用および参考:http://www.echirashi.com/column/column.cgi?view=78