啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

台風15号でWen-Hsiung Li教授の新幹線が立ち往生


 日本遺伝学会の懇親会を終わったホテルに戻ったところ、「佐々木さん」という知らない人から留守電が入っていました。
 留守電によると、本日午前11時頃に京都駅を出たWen-Hsiung Li教授が、他の乗客とともに、21時頃現在、新幹線の中で閉じ込められているとのことでした。
 見知らぬ佐々木さんは、たまたまWen-Hsiung Li教授の近くに座った乗客の方で、英語が良くできることから、教授に電話をしてくれたらしいことがすぐに分かりました。
 どうも、台風15号の影響で、富士川が増水し水量が鉄橋の橋桁の基準値を超えてしまったため、「上り」で言えば新幹線が掛川から静岡へ待たれなくなったためのようでした。


 佐々木さんのご協力の下、Wen-Hsiung Li教授と何度か電話連絡をし、掛川駅でのぞみ号が緊急停車し、乗客全員が下ろされたとのことでした。
 その後、5人が一組となって、掛川駅近くの「サンルート掛川」というビジネスホテルに泊まることが出来たとの連絡が入り、一応一安心しました。
 その後、Wen-Hsiung Li教授の依頼に基づいて、教授からシカゴの奥様にメールを送るとともに、翌日の飛行便への変更をお願いするようにしました。
 そして、後日、無事に成田空港からサンフランシスコ経由でシカゴに戻れたとのことでした。
 「佐々木さん」、どうも大変お世話になりました。