啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「前向き」な今

 今は、その当時の世相に似ているように思います。ただ、今の方が「日本はひとつ!」や「頑張ろう、日本!」というように、東日本大震災の影響もありますが、当時よりづっと前向きのように感じます。
 しかし、一方、当時はまだ世相を恨む「余裕」や「甘え」が許されたほど、切羽詰まっていなかったのかもしれません。その意味では、「前向き」にしなければやっていけないところまで、いまは切羽詰まっているという見方も出来ます。
 それでも、時代は変わります。いや、我々自身が変えていきましょう。「前向き」はすべての源泉ですから、いまのほうがずっと健全です。