啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

カサブランカ

 モロッコ王国は、アフリカ大陸の北西端に位置し、隣接する国はアルジェリア西サハラ、スペインの飛び地セウタ・メリリャに接しています。
 国土の形状は、東西1,300kmで南北1,000kmという長方形の国土です。大西洋と地中海に面していますが、地中海に沿った部分は少ないようです(ジブラルタル海峡)。
 カサブランカは、モロッコの首都です。 カサブランカを英語で書くと、「Casablanca」となります。
 ここでいうカサブランカは、1942年に公開されたラブロマンスのアメリカ映画のことでもなく、上品であでやかなオリエンタルハイブリッドと呼ばれるユリ科ユリ属の落葉多年草のことでもありません。まさに、カサブランカという街やモロッコ王国について、10年以上も前に訪れた思い出も含めて、考えてみましょう。
 カサブランカを英語で書けばと言いましたが、実は、スペイン語で意味を考えたほうが分かりやすくなります。つまり、スペイン語で、「Casa」は「家」で、「blanca」はもちろん「白い」を意味しますので、カサブランカとは「白い家」という意味になります。