啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

メッカ(マッカ)

下の写真は、サウジアラビア国立博物館に展示されているメッカの市内の模型と、その説明書きです。

メッカ市内は高層ビルが立ち並んでいて、普通の写真ではその様子は見えませんが、この模型の真ん中に黒ぽい立法体の構造物が見えますが、これが「カアバ」という神殿です。「カアバ」とは、「キューブ」という意味のアラビア語で、まさに「立方体」という表現になります。このカアバが、偶像排除ながらも、御神体に相当するように思われます。
巡礼者は、財産と時間のある限り、このメッカに巡礼をし、このカアバの周りを7回廻ることが戒律になっています。男性は、白い大きな2枚の布で身をまとい、女性はアバヤなどを装って、このカアバの周りを7回廻るのです。
サウジアラビア国内だけなく、世界中のイスラム教徒がこのメッカを目指すので、その巡礼者の数はおびただしいものになるのです。
イスラム教徒でなければ、メッカ市内に入れませんので、このメッカ市の模型がいかに貴重かが分かります。
以前、イスラム教徒を装ってメッカ市内に侵入しようとした者もいるようですが、捕まった場合は、国外追放どころか処刑された例もあるようで、非常に深刻な事態になるとのことです。

カアバを中心に巡礼者がその周りを廻っている写真が、インターネットに出ていましたので、引用して掲載してみます。。



<引用:
http://ord.yahoo.co.jp/o/image/_ylt=A3JvW3BwK4VVVnMA5jL0oPB7;_ylu=X3oDMTAyN3Vldmc1BDAD/SIG=12a309qu0/EXP=1434877168;_ylc=X3IDMgRmc3QDMQRpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjU2x0SUZBY2E5dG5VdHY0MFNLOHVQRFBTSXRER2hHaExJNlkzc0lna3d3U2o2eGlGQ0MtY3dpNlA0YgRwAzQ0T2g0NE9ENDRLcklPVzNvZWVrdkEtLQRwb3MDMQRzZWMDaXNyBHNsawNvcmdpbWc-/**http%3a//wired.jp/wp-content/uploads/2012/11/001-028.jpg ><参考引用: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/メッカ >



このメッカのカアバの周りの様子の生中継が、テレビのサウジ・チャンネル2で午後8時から毎日放映されています。