モロッコに行ったことのある方なら気づくのですが、確かにカサブランカには白い家、特に白土で作られた家が格段に多いようです。
一方、カサブランカからほんの少しその地域外に足を伸ばしただけで、白い家はどこにも見当たらなくなり、赤土で作られた家ばかりになってしまいます。
実際、カサブランカからもっと南に約250kmも離れたところにあるマラケシュ(Marrakech)というもうひとつの大都市までバスで移動しましたが、果てしない赤土ばかりの陸土が続きます。
しがって、まさに「カサブランカ」地域には白土が多くあり、その白土で建てられた「白い家」は「カサ・ブランカ」になります。
つまり、白い家がたくさんあるところという意味で「カサブランカ」という街の名前になったということでした。
そんな妙に納得する説明を、現地のガイドさんから聞いたことを思い出しました。