閉塞感に覆い尽くされている感のある日本列島ですが、最近日本はもっと明るい将来の展望を持っているのではないかと思うようになってきました。
いつも決まり文句のように、日本という言えば、「資源のない国」・「資源の乏しい国」という前置きがついてしまいます。
しかし、たしかに石油や鉱物資源がふんだんにあるような陸地を、我が国は持ちません。その意味では、この決まり文句は正しいのでしょう。
でも、日本は領土の全てを海に囲まれています。そして、大陸棚とか海底にまで眼を転じると、ご存じのメタンハイドレードをはじめとして、天然ガスや多様で豊富な鉱物資源を持っていることに気づかされます。
つまり、日本は決して「資源のない国」や「資源の乏しい国」ではないのです。
石油の安い採掘費用などに比べて、単に採算が採れないだけで、米国にも石油資源が豊富にあるのに採算の関係(一部国家安全保障の関係)で採掘しないのと同じです。