啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

KAUSTでの日本食の人気度

KAUST (アブドラ国王科学技術大学)には、大きなレストランやファーストフード店だけでも、15以上もあると思います。その中でも、日本食レストラン「Ronin (浪人)」は、他のレストランの値段が2倍から3培もする超高級レストランですが、非常に人気があります。…

ヴィジョンをもつこと

「ヴィジョン」とは、英語で「vision」と書きます。 基本的には、「視覚・視力・視野」とか「目撃・観察」とかという意味です。もうひとつの意味として、「洞察・構想・先見の明」とか、「未来像・将来展望・見方・とらえ方」という意味があります。また、「…

表現の自由とアブドラ国王科学大学

Nature誌の最新号に、表現の自由のことについて、アブドラ国王科学技術大学についての記事が掲載されています。 基本的には、中国やロシアなどの国にでも存在する問題ではありますが、故アブドラ国王の見識によって一歩一歩良い方向に近づいているということ…

「中東」の政治情勢とサウジアラビア

「中東」と、日本ではひとくくりにされますが、イラク・シリア・ヨルダンなどの地域、イラン、イスラエル・レバノン地域、そしてサウジアラビアなどのアラビア半島、(中東ではないものの、エジプトなどの北東アフリカ地域)での政治的情勢や軍事的状況は非…

カタリティック研究センターの国際シンポジウム

KAUST(アブドラ国王科学技術大学)にある触媒などを研究開発する世界最先端のカタリティック研究センターの国際シンポジウムが、4日間にわたって昨日まで盛大に行われました。教授は、分野が異なるので参加はしておりませんでしたが、多くの国際的な研究者…

ディスカバリースクエア

KAUST (King Abdullah University of Science and Technology:アブドラ国王科学技術大学)の宇宙船のような一連の大きな巨大な建物群の端に、大きなオープンスペースがあります。このオープンスペースが「ディスカバリースクエア」と呼ばれる広場です。 この…

全力投球

ほぼ毎日、学内路線バスで研究室に通っていますが、始発から2番目の早朝のバスに乗って、ほぼ午前7時には研究室で仕事を開始しています。 したがって、さすがに夜がまだ十分に明けていないときに、バスを待ちます。そのとき、ふと空を見上げると、小さなモス…

日本から到着

「中東」全体が危険なようなイメージで日本では報道されているようですが、実際にはそんなことはなく、日本からも多くの方々が問題もなくサウジアラビアに到着しています。つまり、中東をまるごと見るのではなく、個別の国や地域を考えて全体を把握する必要…

ヨルダン・パイロット殺害

現在、サウジ時間で午後8時20分、日本時間の午前2時20分ですが、「ヨルダン・パイロットがイスラム国に殺害された」映像が公開され、その信憑性の評価に入っているとうニュースが飛び込んで来ました。 これが本当だとすると、日本人人質問題に端を発した一連…

毀誉褒貶(きよほうへん)

「毀誉褒貶(きよほうへん)」とは、「ほめることと、けなすこと。さまざまな評判。」 (引用:http://dictionary.goo.ne.jp/smp/leaf/jn2/57970/m0u/?_ck=F)

世代ギャップの拡大化

仕事柄、若い世代の人達と一緒に、話したり行動をともにすることがいいです。若い世代と言っても、20歳代の後半から30歳台の前半くらいの人達のことを指しています。 比較的に話題のヅレなども少なく、価値感の共有もほとんど問題ないと思っていました。 し…

なんとかならない、国際放送「NHK World」

CNNはもちろん、BBCやFOXなど欧米の放送局だけでなく、中国の国際放送CCTVなどが、今回の日本人人質事件をトップニュースで伝えるだけでなく、CNNは長い時間を割いてその背景も含めて報道していました。いわば、ほとんど特別番組扱いでした。 一方、私ども海…

2015年も2月を迎えました!

2015年も2月を迎えました。「2月は逃げる」といわれるように、今月もすぐに過ぎて行ってしまうのでしょう。 「Time flies」です。月日が飛んで行きます。 時間との戦いの連続です。何かに追われるように仕事をしていますが、仕事ができるだけでも、大変有難…

悲劇的結末

現地時間の非常に早い早朝に起きてみたら、もう日本人人質の殺害実行のビデオの報道がさかんにされていました。 日本人全体がテロの攻撃目標になったことよりも、このような殺害が許されている現実に、底知れない悲しみにくれてしまうのは、多くの人に共通す…