啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フォーラムの国際シンポジウム

そのフォーラムの国際シンポジウム「日本・イスラーム文明間対話シンポジウム〜多様性の中の統一〜」が、サウジアラビア王国・トルスターニ大使をお迎えして、2月20日に千代田区一ツ橋の国立情報学研究所(学術総合センター)2階の中会議室にて開催されます。 …

(日) 日本・サウジアラビア青年交流フォーラム

日本・サウジアラビア青年交流フォーラム(主催:実行委員会・サウジアラビア王国大使館)が、まもなく開催されます。

ライオンとロバ

アーネスト・シャクルトンの言葉:「ライオンとして死ぬより、ロバとして生きたい」(朝日新聞2011年2月12日(土)朝刊-「天声人語」より)。 この白眉なコラムによると、南極に100年を経たウイスキーが見つかったとのこと。「氷中酒」というしゃれたネーミングらし…

本質的な孤独感の解消

逆に、自身が「ひとりでやる仕事」の原則を持っていると、共同研究を通じて、生涯の親友や信頼できる友人を得やすくなります。 これが、本質的な孤独を征服する方法かも知れません。

共同研究と孤独感の解消

しかし、孤独感の解消のために共同研究を始めたり、そのために共同研究を使うと、原則をはずれているので、共同研究がうまくいかないことが多いように思います。 共同研究のパートナーから、自身の本質的な貢献に疑問視されてくるからです。

民間の研究

一方、民間の研究や企業研究は、この憲法23条とは次元の異なる話で、つまり「民と民との契約」ですから、むろん目標やその他のことで組織的な制約を受けることは当然なことになります。 しかし、民間の研究や企業の研究であっても、その目的や内容が科学的な解…

君はひとりではない!

それでも、自分は孤独と思っているあなた! そんなあなたでも、このブログを通じて、教授はとことん応援し続けます。

共同研究の重要性

しかし、上記のことは、共同研究の重要性を否定するものではありません。 むしろ、個人個人が自分のアイデアや考え方を持った上で、他の人たちと議論したり分担しながら研究を遂行するのが、共同研究です。 共同研究によって、自身のアイデアや考え方も進化…

日本国憲法第23条

日本国憲法第23条に、「学問の自由」が謳ってあります。 これは憲法が国民対国家の契約条項のようなものですから、原則論としては、対国家的に研究の自由が背景にあることは間違いありません。

「業務」ではない科学研究

科学的な研究は、たとえ大学のような大きな組織の一員でも、研究そのものには基本的に組織的な束縛を受けません。 ただ、企業的な研究やプロジェクト的な研究には、組織的な目標達成型の制約がある場合が多くあります。

孤独感の克服の仕方

科学をおこなう研究者になる必要条件のひとつとして、「孤独に慣れること」というのがあります。 科学的な研究は、原則として「業務」ではないので、「業務指示」を受けない分、ひとりで考えひとりで行うことが原則になります。 この原則を基本に持つと、「本…

医療イノベーションWT

河野修己記者の以下の記事によると、医療イノベーション(メディカル・イノベーション)推進室は、ワーキングチームを確立させたようです。総合科学技術会議は、いずれ科学技術戦略局になるにしても、医療・医学関係では、このラインと医療イノベーションは…

ELIXIR

ELIXIRとは、the European Life-science Infrastructure for Biological Informationのことです。 EMBL-EBIの所長のJanet Thorton所長などが主導していた全欧のライフサイエンス情報インフラ整備プロジェクトです。 八尾先生の情報によると、2月9日の発表に…

研究者求人トレンド:次世代シーケンサー情報解析ポスト

ポストドク研究員や助教レベルで、「次世代シーケンサーのオペレートができる人」とか、「次世代シーケンサーによる情報解析のできる人」などの研究者の求人が急増しています。 教授のところは、池尾准教授とともに、セルイノベーションプロジェクトにより、…

三島駅南口前 寿司店「すしとめ」

午後4時に始めた東京地裁の公判に関する打ち合わせが、午後7時までもかかってしまいました。 東京地検の検事さんも帰られて、関係者だけで夕食に行きました。東京方面に帰られる方々もいるので、駅近くの私の一押しの寿司屋「すしとめ」に行きました。 議論…

人間ドック(9) 〜メインイベント果たせず〜

さて、診察の後、また胃の検査のところに戻りましたが、まだ占有されていました。胃カメラは昨年したし、人間ドックのメイン・イベントをしないまま帰るのも残念です。 しかし、林良明先生のいい話は聞けたこともあって、優しい看護師さんの制止や説得を振り…

人間ドック(8) 〜お約束〜

沼津市立病院の健康管理室の内科の林良明先生!フランク永井の歌謡集は買いました! もうすぐ西田佐知子の歌も買います! そして、スローステップをきっとやり遂げます! いつも面倒見ていただいている主治医の坂本伊知子先生や親友のの典さんのも、褒めても…

人間ドック(7) 〜感激のお言葉〜

最後は、「先生ような方には、医者も言いたいことを言えないような雰囲気になります。しかし、私は言います。体をベストにして、みんなのためにもう一度いい研究に立ち向かってください」という、涙が出るほど感激するようなお言葉を、林良明先生からいただ…

人間ドック(6) 〜フランク永井と西田佐知子〜

林良明先生によると、若い人たちにはわからないでしょうが、「フランク永井」や「西田佐知子」の歌が、このステップのテンポにぴったりとか。教授も世代的にちょっと古くてついて行けないところもありますが、この世俗的な感覚が教授にぴったりで、共感する…

人間ドック(5) 〜サイエンス・ゼロ〜

そういえば、教授も、以前何度か出演させていただき、眞鍋かおりさんや安めぐみさんとも、共演したことを思い出しました。 眞鍋かおりさんは、教授の研究室まで来てくれました。安めぐみさんとはスタジオで約6時間も本番準備でご一緒し、コンビニ弁当を一緒…

人間ドック(4) 〜スローステップ〜

その後は、スローステップで20cmの高さの台の上り下りの繰り返しを毎日30分続けることの提案とその練習でした。下半身のミトコンドリアで内臓脂肪を燃やすという戦略です。 なんと、その戦略の情報のソースが、NHK教育テレビの「サイエンス・ゼロ」とのこ…

人間ドック(3):沼津市立病院〜林良明先生〜

ところが、その健康管理室の内科の先生が、年配ながらとてもいい先生で、胃の検査で長時間も待たされたことも忘れさせるような方でした。 その先生の名前もしっかりメモしてきました。「林良明」先生です。糖尿病が専門らしいです。 まず、「体の手当がまっ…

人間ドック(2):沼津市立病院〜待ちの一手〜

順調に検査項目をこなして、でも、最後のバリウムでの胃の検査で待つこと気分的には約1時間。見かねた通りすがりの看護師さんが検査室の中を見てきてくれました。重病人の方が最新式のデジタル・テーブルとかいう機器を占有されていて、もっと時間がかかるら…

人間ドック(1):沼津市立病院〜受付準備〜

今朝は午前6時前から人間ドックに行く前の準備で大わらわでした。 昨晩は、お酒も飲まず、午後9時を過ぎたら、何も飲み食いもせず頑張って人間ドックの準備をしました。 午後7時半前には自宅を出て、目標の沼津市立病院に向かいました。 午前8時には無事受付…

サイエンスカクテル

地元のFMラジオ局の「FM三島・かんなみ ボイスキュー」で毎週1回、現在は水曜日の午後7時から7時半、放送されている「サイエンス・カクテル」という番組があります。 2009年に60周年を迎えた遺伝研の記念事業のひとつとして開始したものです。三島信用金庫(…

自己否定

「自己否定」は、自分を否定しない限り自身の存在を正当化できないので、生命体として生き続けることをプログラムされているわれわれとしては、破壊に当然のごとく創造性がなければ、「生きる」ことを前提に前に進むしかないように思います。 自身の生命の終…

経産省統合データベースプロジェクト運営会議

本日、午後2時から午後5時まで、お台場の産総研・バイオメディシナル情報研究センター(BIRC)にて、「経済産業省(ライフサイエンス)統合データベース」プロジェクトの運営委員会が開催されました。 最終年度の運営委員会でしたが、BIRCの統合DBチーム全員が…

元気を出そう!カラ元気でOK!

皆さん、元気を出しましょう! カラ元気でも、何度も元気OK! 「元気ですかー!元気が一番 元気があれば何でもできる!」 このフレーズは、どこかで聞いたことがあるというか、そのままですね。 いや、このままでいきましょう!アントニオ猪木さん、ありがとう…

touchDNA or traceDNA

「タッチDNA」とか「トレースDNA」という言葉、米国において数年前から大きな話題ににっています。 このブログでも、少しご紹介したかと思います。 つまり、触っただけで、その部分からDNAを採取しDNA鑑定を行う技術です。 どうも人は触っただけで、その自身…

(火) タッチDNA

もう少しだけ、DNA鑑定に関する話題です。「タッチDNA」についてです。結局は、一細胞技術(Single Cell Technology)に結びついているものと思います。